北九州市立大学同窓会

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支部組織

北海道支部

支部結成のころの思い出

 昭和31 年4 月、私が江部乙高校(現滝川北高校)に赴任する前、北九大の学生課に挨拶に行った際、小山順市、 田中一三両先輩が、広い北海道のどこかで高校英語教師として活躍しておられることを聞き、とてもたのもしく、 かつ嬉しく思ったことが今なお記憶に新しい。

 その後、機会もなくまた、どのようにして探したらよいのか、その方法も分からないまま数年を経過。私は、 昭和32 年、帯広三条高校に転任、33 年から北海道高教組 の中央委員、36 年、道高校教組の中央執行委員(専従) となったが、その選挙広報に私の氏名、学歴が載ったことがきっかけとなって、小山、田中両先輩からご連絡を頂き初めてお目にかかった。

 その後、昭和37 年、米英科卒の為近久治君が北海道の高校教員を受験していることを道教委教職員課から聞き、彼の採用決定を祈念していたところ、万事好都合に運び、加え、私の最初の赴任校に赴任するという奇しき縁も重なり、早々、支部結成に向けて動き始めた。私が、 道教委には、毎日のように出入りしていた関係もあって、 教職員課で調べてもらったことも加速、時を経ずして同窓生数人が浮かび上がった。37 年8 月、支部結成大会を兼ねて第1 回北海道支部総会を高教組会館で開き、支部長、事務局長も決まり、活動開始となった。