北九州市立大学同窓会

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支部組織

兵庫支部

第5回スミレ会
-宝の塚で食べて、歩いて、気楽におしゃべり-

 兵庫支部女性の会「スミレ会」が5月22日(日)、宝塚市の 和風レストラン「がんこ宝塚苑」で開かれた。
 参加者は増田照美(S40・米英)、福原照世(S44・中国)、楢 崎栄子(S50・国文)、渡辺恵子(H1・英米)と筆者・西村の5 人で、例年に比べて少人数だった。
 しかし、昔幸せをもたらす「宝の塚」と呼ばれ、今また文 化の香りの高い閑静な街・宝塚で食べ、歩き、しゃべり、ウ ン十年も前の少女だったころに、あるいは幼い子の手を引 いて「ファミリーランド」に通った子育て中のママだった ころに戻った気分を味わえて有意義だった。
 「がんこ宝塚苑」は全国に9店のチェーン店があるが、 いずれも昔の超有名人の豪華な邸宅などを少し改装して 店舗にしているという。宝塚苑も約800坪の敷地に、設え の1つ1つに、磨き抜かれた日本古来の美意識が宿ってい るという風情だ。その割には一定のメニューによる料理の 価格は一般人にも手が届くのが嬉しい。
 同窓会本部と兵庫支部から、それぞれ活動補助費とし て参加者ごとに支援金をいただているが、寿司メインの 会席フルコースを5人だけでいただくのはもったいない なぁと感じた。本部と兵庫支部に感謝!感謝!
 宝塚苑を出て、阪急宝塚駅から少し歩いて、かの有名な 「花の道」の入り口に出た。往年のヅカスター達も往来した であろう光景をイメージしながら大劇場へと歩を進める。 この辺り一帯は、福原さんのお住まいに近く、日常生活圏 といってもいいほどなので、とても詳しい。おもしろいポイ ントの説明を聞き、お土産の買い方のアドバイスも受けた ので、一同は余裕をもって散策を楽しむことができた。
 楢崎さんは若いころ、ヅカガールズのファンで、憧れの スターの舞台を期待して、胸をときめかせながらこの花の 道を通ったという。
 大劇場の敷地の一画に、武庫川の夏の花火大会で特等 席になる白いテーブル、椅子の並ぶカフェテラスがある。こ こで川風に吹かれながら、5人のおしゃべりタイムは長時 間楽しく続いた。家族のこと、介護のこと、生活習慣病、逆 流性食道炎への処し方、仕事の話、旅行の話、今後の夢に 向かって資格取得中の話、スミレ会の今後について、7月 の支部総会のオークションの際の作業の段取りなどなど。
 嬉しい話題も、苦労話もここで聴くと、胸にすとんと落 ちていく。パワーを充電できた思いだ。今日は本当に楽し かった。皆様どうもありがとう。

西村洋子(S41・米英)

北友会会報第114号(平成28年7月15日発行)掲載