北九州市立大学同窓会

HOME > 支部組織 > 関東支部 > 支部のご案内

支部組織

関東支部

第118回三水会ゴルフコンペ
児森 進作氏(S42・商)が3回目の優勝!

 三水会ゴルフ部会(藤田昌彦理事長・S38・商)は、1974年(昭和 49)8月に長野県の八ヶ岳高原カントリークラブで初回大会を 開催して以来、年3回のペースで開催を積み重ねてきた。その 118回目の大会が、去る8月10日(土)、発祥の地である八ヶ岳高 原カントリークラブ(6,271yard、par72)で行われた。実に40年 目に突入する記念すべき大会でもある。
 平野部では気温が40℃に迫る猛暑日が連日続いているが、標 高1,500mに位置するこのコースは別天地である。年間の平均気 温は18℃位で真夏でも30℃を超えることは滅多に無い。
 今年の八ヶ岳大会参加者は13名。お盆を直前に控えたためか 欠場者が続出して少々寂しい大会となった。そんな中、初出場 の玉井真一郎氏(S54・法律)はオフィシャルハンデ14の腕前で、 早朝からゴルフ場に到着し、パッティング練習で芝目の研究に 余念がなかった。一方、佐藤 顕氏(S38・商)は東京駅で同期の藤 田昌彦氏(S38・商)と大分から参加の川野幣夫氏(S38・商)を同 乗し、首都高速経由で中央高速道路に入ったが、高速内で事故 による大渋滞に遭遇、到着が1時間以上も遅れた。
 この日の八ヶ岳は雲一つ無い快晴。高原の爽やかな風を満喫 しながら、事故渋滞で遅れている3人を最終組に回して競技を 開始した。コースは久しぶりのベストコンディションでグリー ンの状態も非常に良い。そんな中、初参加の玉井氏はショット にブレが無く、パットも八ヶ岳特有の芝目を読み切り、着々と スコアを纏めていったが、最終18番ホールのセカンドショット でクラブ選択を読み違えてグリーンオーバーのO・Bを2連発 で惜しくもグロス90が切れなかった。それでも、グロス91・ネッ ト80の実力を見せて実質的な優勝者。「初参加者は4位に繰り 下げ」の規定により涙を呑んだがベストグロスに輝いた。玉井 氏に代わって繰り上げの優勝を果たしたのは児森進作氏(S42・ 商)で、氏はこのところ全く続かなかった前・後半のスタミナ配 分がこの日は上手くゆき、ハイ・ハンデの利点も生かしてグロ ス111、ネット84の成績で3度目の優勝を果たした。大分から参 戦した実力派の川野氏(前ゴルフ部会理事長)は、事故渋滞での 遅れをものともせず、グロス94、ネット87で第2位に、第3位に は堅実プレーの山崎 浩氏(S39・米英)が入賞した。優勝候補の 一人と目されていた有滝 功氏(S57・経済)はこの日は何故か ショットの調子が今一つで第7位と奮わなかった。最長老の白 石忠良氏(S31・米英)はグロス108で纏め、第5位と水平賞を獲 得した。事故渋滞に巻き込まれ疲労困憊で到着した藤田昌彦、 佐藤 顕の両氏はプレーに精彩を欠いて、それぞれ10位と11位 と奮わなかった。中谷正春氏(S38・商)は前半の大たたきがた たって、後半の猛烈な追い上げにより大波賞こそ獲得したが、 敢え無くブービーに終わった。
 競技終了後、ロッジ「清風荘」 で表彰式を兼ねた後夜祭(姫沙 羅祭)が開催され、校歌斉唱、田 中支部長、藤田理事長の挨拶に 続いて白石元理事長の乾杯で 後夜祭の幕が開き、アルコール の酔いがほどよく廻った頃に 成績発表が行われ参加者たち が一喜一憂した。
 恒例の近況報告を兼ねたフリースピーチでは、もはや共通話 題となりつつある各自の健康状況報告に我が身を照らし、ま た、今日のプレーでのタラ・レバ談議が大爆笑を誘い、下界の蒸 し暑さを忘れさせる清涼な夜気が、飲み・喰い・語り合う同窓生 たちを優しく包んでいた。
参加者氏名(敬称略)
白石忠良(S31・米英)、足代守訓(S32・米英)、古賀是文(S32・ 米英)、横尾和幸(S38・米英)、川野幣夫(S38・商)、佐藤顕 (S38・商)、中谷正春(S38・商)、藤田昌彦(S38・商)、山崎浩 (S39・米英)、児森進作(S42・商)、田中政治(S45・経済)、玉井 真一郎(S54・法律)、有滝功(S57・経済)

児森進作(S42・商)

北友会会報第109号(平成25年12月15日発行)掲載