北九州市立大学同窓会

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支部組織

小倉支部

北九州近隣ひまわりの会 少林寺拳法の演武と護身術

 9月8日日曜日、さわやかな秋晴れのなか、少林寺拳法の演舞と護身術体験を楽しみました。現役の少林寺健保部の今國詞美さんがリーダーとなり、垣内虹歩さんと倉村桜花さんが指導してくれ、終始にこやかな空気でおこなわれました。会場が11階ということもあり、陽がやわらかく明るかったのも、とてもよい印象でした。
 演武では始まりと同時に真剣な空気へと変わり、見事な立ち回りにみなさん引き込まれていました。小柄な女の子たちが格闘技をする、ということだけでも眼を引きますが、彼女たちが攻撃し、払い、転がる様は、実際とても鮮やかでした。演武というからには、一挙手一投足まで決められているはずですが、迫真の攻撃の応酬を目の当たりにし、彼女たちはどういう気持ちで相手を見ているのだろうと想像し、終始感心しながら鑑賞しました。
 次に護身術として教えてもらう段になると、改めて彼女たちの披露してくれた技が大変なものであったと気づくことができます。脇を締め、鍵手にし、相手の力が弱まる姿勢に誘導し、拘束を外し、攻撃を加え、怯ませ、逃げる。やってもらうのは簡単ですが、自分で、しかも一瞬でとなると、一朝一夕で身につくものではありません。教えるほうはゆっくり見せてくれるのですが、習うほうはどんなにやってもらっても早く感じてしまう。しかし何事も最初があるので、今日を一朝の一番はじめの瞬間だとおもうことにしました。現役の学生さんたちの適切な指導もあって、楽しくコツをつかむことができました。
 私はひまわりの会の活動に参加したのが初めてだったので、当初は緊張していましたが、みなさんとてもフレンドリーで、あっという間に時間がすぎてしまいました。同じ大学を出ているにもかかわらず、自分とは全く異なる先輩方の多彩な背景を知ることも大きな収穫で、とても充実した1日となりました。

大津留香織(H24・社会システム)