北九州市立大学同窓会

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支部組織

門司支部

門司支部の誕生・再編

門司支部は昭和34 年、上村昭(25 ・専中、日通門司支 店次長)が中心となり支部を 結成し、初代支部長に就任、活動を開始した。当時の門司在住会員は150 人、同窓会長の出身支部だけに鼻息は荒かった。が、上村支部長の福岡転勤に伴い、空白の時代となった。支部総会は開かれなかったが、結束が固い海運関係会社を中心に職場での同窓生の交流は盛んであった。

 昭和47 年、掛江元善(28 ・短、30 ・米)が本部副会長に就任、続いて村山昌生(34 ・米)が支部選出の評議員となるや、支部の動きも活発になってきた。

 掛江元善、村山昌生等の支部再編の呼び掛けの努力は遂に実り、昭和50 年7 月23 日、待望の門司支部総会が、山城屋デパートで開催された。当日の出席者は34 人で、支部長に土谷清(28 ・中、元同窓会長)を選出した。

 昭和53 年6 月20 日、門司支部総会が門司クラブで開催され支部長に近藤宏(28 ・米)が選出された。大学から美山教授、本部は新井会計部長が出席。当日の出席者は 60 余人で、役員改選で副支部長に戸野輝雄(26 ・専米)、 永田実(26 ・専中)、原田一男(28 ・米)、会計監査に飛良均(25 ・専米)、会計に樺山和幸(34 ・米)、その他幹事若干名を選出した。親睦会では美山教授の踊りがあり、 自己紹介を兼ねた自慢のノドを競い、最後は校歌と逍遙歌で再会を約して散会した。

 昭和56 年11 月25 日、新装の門司文化センターで市長代理として小林助役、大学から石原学長、河野事務局長、本部から土谷会長、児玉幹事長、重枝組織局長、竹内婦人部長、西村組織部長、村山支部対策部長も出席、会員 も74 人が出席、かつてない盛況の開会であった。新支部長に掛江元善(28 ・短、30 ・米)を選出。本部から支部 旗が贈呈され、この支部旗を背景に記念撮影で結束の証しとした。新役員は支部長、掛江元善をはじめ、相談役、 土谷清(本部会長)、副支部長に白野照雄(30 ・米)、南清昭(31 ・米)、幹事に近藤宏(28 ・米)、村山昌生 (34 ・米)、永岡昌(26 ・専米)、沢村知幸(32 ・商)、瀧口寛治(31 ・中)、田中智己(34 ・米)、立野卯三男(35 ・商)、柴村幹雄(36 ・米)、松川俊夫(26 ・専中)、 高竹孝(31 ・米)、会計に横山和幸(34 ・米)、青年幹事に渕吉博(44 ・米)、女性幹事に長寿子(32 ・米)、会計監査に飛良均(25 ・専米)が就任した。

  昭和57 年10 月8 日、門司クラブで1 年ぶりの支部総会 が開かれた。当日の出席は来賓の谷市長、浜田市議会文 教委員長、河野前大学事務局長、大学側から石原学長、 本部から土谷会長、山本、上田副会長、児玉幹事長、重 枝組織局長、延吉支部対策副部長の10 人、当日の支部同窓生の出席は57 人の計67 人であった。例年のことながら 石原学長の壮健なお姿を目の前にして同窓生一同感無量 であった。今後一層の大学発展にがんばられることを切望した。

 昭和58 年9月14日、門司クラブで、大学側から安部博 純先生、本部から土谷会長、山本副会長、児玉幹事長、 重枝組織局長、竹内婦人部長、北九州市障害事業団、河 野専務理事のご臨席をいただき、門司支部同窓生72 人の 計78 人に達した。

 昭和59 年7 月18 日、60 年7 月19 日、62 年6 月12 日は門 司支部総会を門司クラブで催し大学から川崎北九大学長、白石事務局長、同窓会本部から土谷会長、山本副会長、児玉幹事長、他幹部のご臨席を賜わり門司支部同窓 生は大体60 〜70 人の出席を受け同窓の関心の深さが感じ られる。

 昭和63 年7 月29 日、平成2 年7 月27 日、平成4 年7 月 17 日にはやはり門司クラブに中谷学長、浜田市議会議長、 同窓会本部から土谷会長、河野、広木副会長、重枝副会長兼組織局長、児玉幹事長が遠路臨席賜わり会の世話役は感謝にたえなかった。この頃まで会の司会を引き受けていた松川副会長も死去され本人の会に対する熱意に感 謝している。

 平成6 年7 月22 日には門司クラブに本部より仰木会長、広木副会長、西島事務局長、久保田幹事のご臨席を賜わり同窓生は70 人の出席を受け祝宴に入り、土谷前会長が乾杯の音頭をとり懇親会が開幕した。門司支部総会 は2 年ぶりに開かれたが、多数の同窓に集まっていただ き楽しい一刻を過ごす事ができた。

 平成8 年度の支部総会は7 月26 日門司クラブで開催。 大学から新しく就任されました田中学長、同窓会本部か ら藤井会長、中山副会長、善岡幹事長、中川組織幹事の4 人の新役員の方々、更に後援会の土谷会長、木戸門司 区長も多忙の中参加され、支部会員も多数出席で盛大裡に行いました。掛江支部長から17 年間務めた支部長を辞任したいとの挨拶に始まり、田中学長からは当面の大学運営のビジョン、藤井会長からは同窓会本部の活動、活性化について組織の変更を実施した等、報告があり、続いて懇親会に入った。

 当支部は創立以来、多くの諸先輩達が貿易、海運、運輸、学校等の職場で活躍され職場、 仕事上での付き合いも多く、会員の絆も一層強く戦後の 地域経済の復興を共に築かれた時代であった。急速な社 会の変革の今日、門司地区も大きく変貌し港湾産業の 雄・門司港もレトロ開発で観光都市に姿を変えた。それ に伴い支部会員の転勤異動、世代交代と大きな変化が起こり多様化した社会の中で新しい時代を迎えることとなった。幸い本年は昭和25 年卒から平成7 年卒までの幅広 い支部会員の参加があり年齢を越えた語り合いを精神的な糧に、又、地域社会との共生と会員コミュニティの再生が望まれるところである。なお、9 月1 日以後の新支部長は役員改選により齋藤忠和氏(31 ・中)に引き継が れた。

 平成10 年7 月24 日にこれまで指定の会場であった門司クラブから今年は、レトロ地区に完成した門司港で初の本格的なホテル、門司港ホテルで門司支部総会を開催し た。当日は61 人の同窓生の他に末吉興一北九州市長にも駆けつけていただき、田中愼一郎学長をはじめ同窓会本部からも江口博明会長、西島司副会長と日出克己幹事長が出席された。出席者のなかでは佐伯幸夫さん(24 ・中) が最高齢で、今年の卒業生である神重幸宏さんが最年少であった。

 また、今年は女性の参加もいつもより多く5 人に増えて、ホテルのジョイヤ(GIOIA )の間に一層の彩りを添えてくれた。ジョイヤとはイタリア語で「喜び」 の意味だそうで、お互いが元気で顔を合わせる喜びを実感するひとときとなった。末吉市長から国際環境工学部 (仮称)を平成13 年に開設の計画であること、田中学長 からは現在は女子学生が全体の51 %でサークルのリーダーシップを取り、男子学生の影が薄いとの大学の現状に ついての話があり、懇親会が始まった。近況報告から懐古談、健康談等に花が咲き、途中には中島さん(41 ・米) の独特の口上のバナナの叩き売りのアトラクションもあ り、支部総会は最高に盛り上がり、またたく間に2 時間がたった。

 最後は若き日の熱い思いを胸に全員で校歌、 逍遙歌を高らかに歌い、南清昭副支部長( 31 ・米)の万歳三唱で閉会となった。門司支部といえば西海岸に軒を 並べる船舶代理店には決まって先輩諸氏の活躍する姿が あったものだが、近年は就職活動でも海運界に見向きも しない状況にあり、先輩に続く後輩が育っていない会社 も多く、門司港全体で海運界に従事する同窓生が減少していることを実感した総会でもあった。その後、齋藤支部長は本部副会長に就任したため退任し後任に中島孝 (41 ・米)が支部長を引き継いで現在に至る。

 平成12 年7 月14 日に昨年に引き続いて気品漂う門司港 ホテルで門司支部総会が盛大に開催された。「同窓会創立50 周年を記念しての支部総会」と意義づけ、記念事業募金も103 パーセントを達成し、中島支部長を中心に、 本部の齋藤忠和副会長の参加もあり、支部役員一同心を合わせ、真剣な打ち合わせを重ね、楽しく総会当日を迎えることが出来た。女性の世紀の幕開けを飾り、今回、初めて女性幹事の鎌田さんに司会を務めてもらった。

 また前回好評だった、門司港名物「バナナのたたき売り」 を溝田さんご夫妻(市観光案内ボランティア)に来てもらい、軽快な音楽にのって、ねじりはち巻、ハッピ姿で 熱演。3 箱のバナナを本部の江口会長をはじめ、会場の皆さんに買ってもらい、今回はその収益金のうち1 万円 を市の社会福祉協議会に寄付した。宴たけなわの中、泉流師範、泉勢近(桜井喜久代)さんの祝舞に続き、中島支部長(泉勢竜)の見事な「人生峠」の日舞も総会の雰囲気を一層盛り上げた。2 年ぶりの旧友との出会いもあ り、先輩・後輩の交流ありで、和やかな談笑の輪が幾重 にも広がり、大変有意義なひとときをもつことができた。

 本部から江口同窓会会長をはじめ西島副会長、日出幹事 長、新井幹事、中野幹事、高須50 周年実行委員長らのご出席を得て支部総会も最高に盛り上がり、大成功と無事故に感謝しつつ出席者70 人のスクラムで逍遥歌を大合唱して閉会した。