北九州市立大学同窓会

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支部組織

大分支部

豊後水道・初夏の釣りツアー

 私たちの住む大分は太平洋と日本海をつなぐ豊後水道に面した海の幸に恵まれた地域です。 関アジ・関サバに代表される海の幸にすぐ近くで出会えます。
 去年はじめの大分支部の月例会でその年のゴルフ例会の話しが進んでいた時、会員の一人から 魚も釣りたいという声が上がりました。そこで始めたのが「豊後水道・釣りツアー」です。
 関アジの佐賀関からほんの少し南に位置する津久見市、その四浦半島沖の豊後水道に人口 1400人の保戸島という小さな島があります。かつてはマグロ基地として栄えていましたが 今はその面影はありません。
 この島の周辺は長い間、漁師さん以外の釣りは禁止されていましたし漁業そのものにも多くの 規制がなされていました。マグロ基地も衰退した状況の中で何とか活性化をとスタートしたのが さまざまな制限下での釣り場の解禁です。3年前に解放されて以来、高速道を使って30分、 定期船で25分という近場、しかも釣れる魚は大物ということでここは私のホームグラウンドと なりました。ただこの釣り場はさまざまな制約があります。針は返しのないもの、撒き餌禁止、 エサの持ち込み禁止、更にはシマアジやタイは最高5枚までしかダメ。という訳で私たち常連 の会員が制限以上釣った魚、また情報収集のため運営者の代表(釣り名人)や係員が試釣した 魚、そして島の漁師さんが釣って来た生きのいい魚たちが泳いでいるのがこの海上釣り掘りです。
 今年も5月24日に7名の大分支部会員で行ってきました。(当初は15名が参加予定でしたが 出張等でキャンセルが相次ぐ)今回も私以外は素人という団体でしたので、地元の吉田さんとい う漁師さんも加わって参加者の世話をしてもらいました。(釣れた魚をタモですくったり、おま つりした糸をほどいたり、針を結び直したり、中にはエサをつけてもらう人も)
 私たちは午前7時20分津久見港発の1便の定期船で島へ向かいましたので釣り開始は8時過ぎ です。漁師の吉田さんはその時間まで漁に出ていて、島のおばちゃんが作ってくれた熱々のお昼 の弁当を食べる時に早朝釣ったイサキとアジの刺身の差し入れを、そして帰りには40p前後の 良型イサキのお土産を各人に一匹ずつ準備してくれました。
 その日の釣果ですが、吉田さんも驚くほど全く活性が上がらず私以外の6人のうち、何と3人が 坊主(釣果ゼロ)という厳しい結果に終わりました。という私は、そういうこともあろうかと、 ちらちら皆さんにアドバイスしながらせっせと参加者へのお土産作りに励み、37pのイシダイ (1)・40〜45pのクロ(2)・1〜2sのマダイ(8)を釣り上げました。
 帰りの皆さんのクーラーには吉田さんからのイサキを含めご近所に配れるくらいの獲物は入って いました。天気予報では土・日は時々雨となっていましたが、日焼けするほどの上天気に恵まれ 楽しい一日を過ごす事ができました。

有瀬正孝     松岡長      藤田敬治     安部嘉彦      小手川正二
(S55・商)  (S41・米英) (S51・経済) (H1・経営・院) (S52・米英)

上杉幸八        千綾奉文
(S41・商)     (S43・商)

S43・商、千綾奉文