北九州市立大学同窓会

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大分支部

北九州市立大学名誉教授・山崎勇治先生からの便り

2019年・12月16日 (大分支部)

―今年の支部総会は宮優菜さんの爽やかな司会進行で和やかに取り行われました。(中略)

今回のサプライズは北九州市立大学名誉教授・山崎勇治先生と加藤智子さん(H8・英文)の登場です。実は先月末の本部同窓会の懇親会場で山崎先生が大分支部の小手川正二さんに「来年発行予定の『大学の国際交流史』に関して、大分県内で高校英語の教師をされている旧姓・高倉智子という卒業生を探している。」という問いかけがそもそもの発端でした。そこで大分支部の会員で大分東高校の英語教師・吉川増美さんなどのご尽力を得てたどり着いたのが大分舞鶴高校の加藤智子さん(H8・英文)でした。そしてこの支部総会で25 年ぶりの再会を果たしたというわけです―
(大分支部総会報告より抜粋)

その通りです!大分支部長の千綾奉文様を始め多くの皆様のご協力のお蔭で愛しの高倉智子さんに会えました。そこで、感謝の意をこめて一文を認めさせていただきます。 さて、今年はラクビーワールドカップ(W杯)の年でした。9月16日ウェールズ代表のキャンプ地となったのが北九州市です。観客席を埋めた市民約1万5300人が、ウェールズ国歌「ランド・オブ・マイ・ファーザーズ」を歌い上げました。

―もともと北九州市とウェールズの関係は薄かった。誘致する上での唯一ともいえるつながりは、北九州市立大学とウエールズのカーディフ大学との間で1992年に始まった交換留学生制度だった。大学の交流という細い糸が、関係者の尽力で誘致へと実った。英国経済が専門で、交換留学生制度の創設に関わった北九大の山崎勇治名誉教授(74)は「自分がまいた種が、思ってもみなかった結果に結びついた」と喜ぶ。「ワールドカップを通じ交流がさらに盛んになれば両市は姉妹都市になるに違いない」と期待する―
(『日本経済新聞』、2019年10月2日の記事に加筆修正)

本学留学生ゼロの当時、本学の学生が海外に初めて留学したのが高倉智子さんだ。しかも貴重な「カーディフ留学記」を書き残してくれている。 『北九州市立大学国際交流史』を出版する際にはコピーではなく、「カーディフ留学記の原本を使っても良い」と言ってもらった。「英語の得意な高校生を育成して、彼らを母校に送り込みたい」との力強いお言葉と共に。私の眼に狂いはなかった。