北九州市立大学同窓会

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支部組織

下関支部

同窓会下関支部を振り返って

第3代支部長 浜田泰宣(33・商)

 早いもので同窓会50 周年との事、ああ、もうそんなになるのかとの思いが自分の年を忘れて、先に来る。 振り返って見ると私の卒業が昭和33 年、公務員の給料 が6、7千円の時代ではなかったかと記憶している。自分は家業のデンキ屋の従業員としてそれまでの細くなっ た親のスネを元に戻すべく働き出し、映画は裕次郎の全盛でマンボズボンに頭はリーゼントの時代、学生気分か らまだ抜け出せない自分だった。

 その後、竹末道生先輩(25 ・専米)に連れられ、色々と同窓会の話、諸先輩方にお会いしたのが同窓会活動に足を踏み入れたきっかけだった。

 初代支部長・柴崎幹雄 (24 ・専米)2 代支部長・竹末道生、そのころは酒の値段も安く(一杯50 ・60円)同窓生の数も少なく赤提灯に集まっては気炎を上げメートルを上げたものだった。

 いつのことだったか記憶にないがその時も、先輩達と気炎 を上げている時、竹末先輩から次の支部長をお前やれと言われ、断っても俺の酒を飲んで断れるかと脅迫?され、副支部長に高田をさせれば良いと段取りも出来ていると言われ引き受けてしまった。

 その高田とは高田吉昭先輩 (28 ・中、平成3 年2 月23 日逝去)と知り恐縮した訳だが、良きにつけ悪しきつけいつの世も酒が仲立ちする様である。しかしこの高田先輩のおかげで先輩達の動静、又先輩と後輩との繋がりが出来、以後の活動がスムーズに行え下関支部の基礎が出来た。今一人忘れてならない人物がいる。内田(大村)節彦(35 ・中)彼の行動力、人脈が多いに役立った。

 私が支部長になっての第1 回の支部総会が豊前田町 『養老の滝』で昭和52 年5 月2 日、柴崎元・竹末前支部長をはじめ、本部から児玉氏を迎え、女性会員2 人を交え出席者23 人、和気あいあいに行ったのが、懐かしく思い出される。

 以後歴代の支部長のご尊名を記すと平井邦雄(28 ・米英)、柴田靖治(32 ・商)、四辻道明(34 ・商) の諸氏、そして今年9 月18 日(土)、下関グランドホテ ルに45 人の同窓生が集まり本部より高須・新井両氏の出席を得て盛大に支部総会が開かれ、支部長に高田治彦氏 (34 ・商)が選出され、今後の支部運営をお任せする事 となった。ちなみに現在は五百人を超す会員がいると言う。

 同窓会50 周年、学校は木造兵舎、馬小屋、夏休みに運動場の整備に汗をかいた等々が思い出され、又現在の校舎を見るに、当時は考えもしなかった姿に懐かしさが溢れ歴史の重さがひしひしと伝わって来る。

 次の百周年はどのようになるのか、浦島太郎になるのではと考えるのが又楽しい。 最後に北九州大学と同窓会の今後のご発展を祈念致して筆を置く。