北九州市立大学同窓会

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支部組織

下関支部

女性部会発足 平成30年3月31日

 平成29年秋、「『女性の会』全国支部行員の集い」に初め て出席しました。母校近隣のみならず、関東・関西・四国・九 州・沖縄まで40人ほどの参加者がありました。開催ホテル に宿泊の方もありましたが、半数は北九州近辺出身者で、 ついでに実家に泊まるとか、施設入所の老親を見舞うと か、友人宅に泊まるとかという方もおられ、大半は50〜60 代の方でした。小倉に近い下関市に長年住んでいて、買物 や遊びには簡単に行ける距離であるのに、同窓会にはあ まり関心のなかった自分がとても恥ずかしく、私に女性部 会出席を勧めて下さった支部長さんに大変感謝していま す。残念ながら、その折に同級生に出会うことはありませ んでしたが、下関に女性の会を立ち上げなければ、という 強い使命感を抱いて帰宅しました。
 早速、メンバーへの連絡です。マル秘の名簿を基に、ま ずは同年代の方にお電話しますが、当世の個人情報保護 からかセキュリテイが固くなかなかうまくいきません。こ こでも、いつも支部長さんがおっしゃっている「いやあ、人 集めはホントに難しい〜」の言葉を今更ながら実感しま す。「わ、わたくし、北九大の卒業生のい・け・う・ちと申しま すう」では先に進めへん、と遅まきながらも気づく私。
 幸いなことに、私には卒業後も親しく連絡を取っている 国文科とピアノ会の友人が近くにいました。まずはその 方々にお声かけ。日常もLINEメ?ルしている仲間なので あっという間に7〜8人タイホ。出身はまちまちですが、 ずっと市内にいた人、結婚して下関に住んだ人、夫の定年 後戻った人、私は元教員ですが、本校同窓生に教員は多く おられます。電話したりお手紙を書いたりして、一人、二人 と繋がるたびにワクワクしました。
 さて、その結果は? 開催当日は年度最終日の3月31日 (土)。この日に合わせたかのような満開の桜の下、私の自宅 にメンバーをご招待しました。努力空しく集合は8人、折し も、春休み中、孫の入学準備で忙しい娘に代わって他の孫 の子守りを頼まれた、孫が入院した、親が入院した、夫が白 内障の手術する、夫の介護で家を空けられないなど、様々 な事情があり、元気な女性はいつも子どもと配偶者から頼 りにされ、あてにされている現実も垣間見えます。
 約3時間、お弁当を食べ、皆さんが持参された和洋お菓 子をいただき、談笑し歌唱し、初対面であっても同窓生の 絆は一挙に10代に戻り、少人数ではありましたが、あっと いう間の高密度のひと時でした。終わってすぐに「楽し かったね」とメ?ル、翌日には「また会いたいね」とのおは がきが届き、苦心も吹っ飛ぶ瞬間でした。
 今後は、今回をベースに仲間を広げ、この地に住むメ リットを生かすメニュー作りに皆さんのお力をお借りし たいと思っています。「春は桜の団子、夏はそうめん流し、 秋はリンゴ狩り、冬はフク鍋」?食で釣ろうかな、と。

副支部長 池内京子(S45・国文)

また会いたいね、また会おうね

北友会会報第118号(平成30年7月15日発行)掲載