北九州市立大学同窓会

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支部組織

八幡支部

台北市を訪問
台北市訪問1 台北市訪問2
台北市訪問3

 八幡支部は、例年、会員の親睦と研修のために旅行を行っているが、今回は台湾の台北市を訪問した。国内は各地を訪問しましたが、海外への研修は、韓国<2回>についで3回目。

 参加者は、岸野支部長(34・米英)を中心に16人<内女性3人>。港外旅行は初めて、台湾は初めてという方が多かったが、中川晴夫さん(42・商)のお世話で4月7日福岡空港を離陸。3泊4日の旅に出かけた。

 台湾は南北380キロ、東西140キロの楕円形の九州より少し小さい島。中央南北に山脈が走り、最高峰は3997mの玉山<元の新高山>。平野は西海岸に偏在し、今回は首都台北市とその周辺を見学した。

 EVA AIR WAYで2時間。台北郊外の中正国際機場に到着。台日旅行社の呂さんの出迎えで市内のホテルに落ち着き、夕食はペキンダックも出る台湾の料理。食後、足や全身のマッサージを受けて、海外の味を味わった。自由時間には地下鉄を利用して、親子、若者でにぎわう士林の夜市をぶらついた。

 2日目は、台北市北部にある<革命忠烈祠>に始まり、庶民が崇敬する<竜山寺>、元総統蒋介石をまつる<中正記念堂>、漢方薬の店<再春館公司>、北東 8キロの有名な<国立故宮博物館>を見学した。

 3日日は、台北の南東28キロ、原住民タイヤル族の住む<鳥来。ウーライ。温泉の意味>に到着。四方を緑豊かな山々に囲まれ、二つの渓流がぶつかる谷あいの温泉街。泰准山地歌劇院という舞台での迎賓の舞。招神の舞などを鑑賞。午後の自由時間には、全世界足球造型<京華城>という近代的なデパートを見学。表示にわからない文字があるとあれこれ論諌がはずんだ。

 4日目は、朝早くから帰国の準備、空港でお土産の整理。お金の精算などをすませて、正午前に福岡空港に全員無事に帰った。

 旅行中の食べ物は、中国料理はもちろん、蒙古の料理や、小籠包の料理で有名な<鼎泰豊>などいずれも美味しいものばかり。食事の前後に案内される免税店の売り子の旺盛な勧め方には閉口したが、これも旅の思い出と諦観した。

 中川さんのお世話で、台湾在住の同窓、邱文仁さん(H12・院)と会う予定だったが、都合がつかず、名簿と50年史を送って、今後台湾での連絡やお世話役をお願いした。

 現在、中国本土と台湾の間では、統一か現状維持か、微妙な駆け引きが、経済を軸に展開しており、大陸との直接の通航・通商・通信をめぐって、論議されている。今回の研修で、現地の生活の一部に触れることが出来たが、戦争に走ることなく、見事な解決策が見いだせることを願っている。

仰木 忠幹(24・中専)