北九州市立大学同窓会

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支部組織

山口支部

創立から10周年を迎えるまで

 山口地区は隣接の防府市とともに「山防支部」としての組織があったが、山口から支部総会に多くの同窓生が出席した記憶はない。そのうち、「山防支部」は解体され、山口支部の同窓生は集まる機会もなく月日が経った。山口在住の同窓生が顔を合わす度に「山口に支部がないのは寂しい」、「なんとか支部を結成しよう」という声はあったが、なかなか結成へのチャンスがなかった。このような機運高まる中で、平成2年夏、今は亡き石田裕祥(37・商)が中心となって、各卒業年の代表が集まり、支部設立に向けて具体的な行動を起こすことになった。「思い立ったら早いがよい。早速、設立総会を開催しよう」ということで、急ピッチで設立の準備が進められた。まず、名簿の整理、規約案の作成など設立総会のための準備会が2カ月余の短期間に6回も重ねられ、支部結成総会は平成2年10月21日、山口市湯田温泉のホテル・ニュータナカで、本部からは重枝副会長、永岡組織局長、大学から浦野教授、さらには隣の防府支部からは加納支部長を来賓として迎え、盛大に開催することができた。
設立と同時に下記の役員が選出された(出席者28人)

支部長   澤山  滋(33・商)
副支部長 吉岡 賢三(34・商) 
幹  事  石田 裕祥(37・商)
幹  事  上村 常吉(38・商)
幹  事  杉山 昭郎(38・米)
幹  事  来村 正志(43・米)
幹  事  安光 弘治(44・営)
幹  事  篠原 栄二(47・営)
幹  事  川添 龍一(53・法)
幹  事  塩見  修(60・済)
会  計  浴  啓子(58・政)
監  事  曲田 成生(33・商)
監  事  野村英一郎(34・商)

 支部設立を機会に、会員の親睦と交流を通して支部の発展を期するなかで、特に若い会員にも気楽に出席できる場づくり、ムードづくりを積極的に推めていくことが大切であると出席者一同深く心に刻んだのである。

平成3年度支部総会

 11月17日に設立2年目の支部総会が山口市湯田温泉の翠山荘で開催された。本部からは土谷会長、松本支部対策部長、また、大学からは高田清昭教授が来賓とした出席され、同窓会本部の状況や大学の展望を直接耳にすることにより、母校のますますの発展に喜びと安堵の拍手を送った次第である。今回は学窓を巣立ったばかりの2人の社会人1年生の出席があり、大歓迎する中、今後の社会人としての活躍を期待するとともに、同窓会への若い力を戴きたいと期待した(出席者20人)。

平成4年度支部総会

 10月17日に本部から児玉副会長、吉井幹事を迎え、山口市湯田温泉の防長苑で開催され、任期満了に伴う役員改選があり、澤山滋(33・商)を支部長として再選した。また、緒方甫(33・米)を組織の充実と教職員関係者への啓蒙ということから副支部長に選出し、初代の副支部長・吉岡賢三(34・商)が留任し、副支部長を2人制にすることが満場一致で承認された。本部の児玉副会長から北方の学舎が21世紀に向けて5000人体制の大学となる計画案が披露され、参加者一同、前進しつつある北九大に大きな拍手を送り、夢膨らむ大学の未来像に胸をとどろかせたものである。出席者30人。

平成5年度支部総会

 10月2日、湯田温泉の防長苑で行われた。支部総会の準備も手慣れたもので、2カ月くらい前になると支部長が「今年も準備せんにゃあのう」と言って役員を集め、準備が始まった。役割も適材適所、アッという間に総会の骨組みができ、準備OKとなる。支部長はいつもこの時期になると役員諸氏に深く感謝の意を表する。「前回よりは出席者を増やさなければ……」これがいつも大きな課題である。お陰様で目標の50人には達しなかったが、43人の出席者に加え、本部から善岡副会長、吉井幹事を迎えて盛大に開催された。

平成6年度支部総会

 11月19日、湯田温泉の翠山荘で開催された。本部から久保田幹事が出席、役員改選が行われ、次のように役員が大幅に変わり、新しい支部の活動が期待される。出席者22人。

支部長    杉山 昭郎(38・米)
副支部長  上村 常吉(38・商)
副支部長  来村 正志(43・米)
幹  事   篠原 栄二(47・営)
幹  事   吉野 京子(49・国文)
幹  事   浴  啓子(58・政)
幹  事   塩見  修(60・済)
幹  事   松元 芳人(60・済)
幹  事   増野 卓也(60・済)
幹  事   中本 武志(H3・済)
会  計   煙草 里恵(H4・国文)
監  事   曲田 成生(33・商)
監  事   石田 裕祥(37・商)

 特に今回は女性の役員が従来よりは多く選出され、支部の活動の中で女性にもいろいろ知恵を出してもらいながら、ますます充実させる計画である。なお、毎年秋に開催していた支部総会は、秋は結婚式、職場の慰安旅行などがあり、出席者を多くするために夏に開催することを決定した。

平成7年度支部総会 

 新装なった湯田温泉の翠山荘で8月19日、本部から藤井副会長、久保田幹事、さらには中谷学長を迎えて総勢50人の出席の下に開催された支部総会で、役員として献身的にご尽力いただいた土井公明(53・政)の逝去を悼 み、黙祷を捧げた。中谷学長のミニ講演では、女子の入学者が半数を超えたことや、偏差値が非常に高くなり、我々卒業生が今試験を受けてもおそらく合格はむずかしいだろうという話には、苦笑まじりの大爆笑であった。今年から支部総会の行事として、卒年で還暦を迎えた同窓生には赤いチャンチャンコを着てもらい、記念品を贈り、還暦を祝うということになった。今年の該当者は緒方甫(33・米)、澤山滋(33・商)、曲田成生(33・商)の3人であった。杉山支部長の発案で今回から総会時にミニ広報紙『青嵐学舎』を発行することになった。出席者46人。支部女性代表に吉野京子(49・国文)を選出。

平成8年度支部総会

 8月10日、本部から藤井会長、中山副会長、宇部、防府、下関、萩・長門・美祢支部各代表を迎え、翠山荘で開催。支部の設立に多大なご尽力をいただいた石田裕祥監事(37・商)が6月不帰の人となられた。全員で黙祷を捧げた後、役員改選が行われ、杉山支部長、来村副支部長は留任となり、石田監事の後任に上村常吉(38・商)を、また、もう一人の副支部長には篠原栄二(47・営)を選出した。藤井会長からは「同窓会は支部の発展が礎となるので、支部発展のために尽力する」旨の挨拶があり、山口市出身の会長のご活躍を祈るところである。
また、山口市仁保出身の久保知子(58・中)がはるばる台湾新竹市から出席された。出席者37人。なお、中山副会長より県内各支部代表を前に「山口県東部には支部がない。支部結成に努力して欲しい」旨の要請があり、これを受け、早速、徳山の知人に働きかけようということになり、徳山や山口での会合を重ねた。

平成9年度支部総会

 山口県東部支部が発足できることになったのを機に、山口支部は東部支部の設立総会にあわせ支部総会を開催した。8月23日、ホテル・サンルート徳山で。出席者総勢43人。この会には田中学長、藤井会長、中山副会長らを迎えた。東部支部設立総会では廣林哲男氏(35・商)が支部長に選ばれた。これで、山口県全体には6支部が存在。今後は各支部で総会を開催する一方、何年かに一度は県全体の支部が一同に会する総会も期待される。

平成10年度支部総会

 8月22日、翠山荘で開催。本部の岩井副会長、宇部支部から鶴見哲治氏(53・営)を迎え、役員改選では杉山支部長のほか、来村、篠原両副支部長らを再選、役員に多少の入れ替えがあり、新しく幹事に柳澤旭(44・米)、阿武僚子(48・米)を選出、また、支部女性代表には吉野京子(49・国文)を再選した。

平成11年度支部総会

 創立10周年記念総会として8月21日、防長苑で開催。本部から、岩井副会長が出席。支部の功労者として、澤山元支部長、吉岡元副支部長に記念品が贈られた。「総会では食べて、飲むばかりでなく、何かアカデミィックな内容を考えよう」ということで、今回初めて、篠原栄二(47・営)の『高齢社会と介護保険』という講演は時宜をえたものとして出席者全員が感銘したところである。出席者22人。また、支部総会の度ごとにテレビ山口の鶴原庸子(H元・済)、山口朝日放送の三好康代(H8・営)両アナウンサーの流暢な司会ぶりはいつも出席者の心に残るものがある。

支部長・杉山 昭郎(38・米)