北九州市立大学同窓会

大学だより

大学院マネジメント研究科の「プロジェクト研究発表会」

 北九州市立大学大学院マネジメント研究科(北九州市立大学ビジネスス クール、略称:K2BS)のプロジェクト研究発表会が3月26日(土)、北九州市小 倉北区内のホテルで開かれた。
 この研究科は、北九州地域の社会人を対象に、高度で専門的なマネジメン ト能力を身に付けたリーダーの育成を目的に2007年(平成19年)4月に創設 された2年制経営学修士課程で、1学年定員30人。
 8期生23人の終了式に合わせて開かれた発表会では、石原進理事長が 「理論だけでなく実務のビジネススクール、仕事をするうえでの問題点の解 決策を研究するというK2BSに大いに期待する」、王効平研究科長が「地域の リーダーとして活躍を」とそれぞれ激励。北九州中小企業連合会の自見会長 からも「ないものねだりでなく、あるものを探し、旺盛な知的好奇心を北九州 で発揮してください」と地域貢献に期待を寄せた。ベストリーダーシップ賞 など優秀者を表彰=写真上=後、特に優れた研究を行いK2BS賞を受賞した 徳永誠さん、桑田稔丈さんがそれぞれ研究発表を行った。
 休憩を挟んで、修了生とOBによるパネルディスカッション。「地域における K2BSのMBA(経営学修士)ホルダーの役割とは」をテーマに地場企業が直 面する経営上のさまざまな課題への取り組みやK2BSの連携などについて活 発で実のある議論が交わされた。
 この後、懇親会が開かれ=写真下=、近藤倫明学長の挨拶の後、出席者が修了者・表彰受賞者へのお祝いや交流を行い、盛 会のうちに終了した。
 K2BSにもOB会があり、修了者で年に数回勉強会を開催し、交流を通して実務面での連携や成長につなげているとのこ と。これまで本学の同窓会との接点があまりなく、同じ同窓として今後交流の機会やあり方の工夫の必要性を感じた。

組織対策幹事 隅川智宏(H1・商)

北友会会報第114号(平成28年7月15日発行)掲載