北九州市立大学同窓会

大学だより

北九大生がTGC演出 10月本番へ準備始める

 小倉北区で10月にある国内最大級のファッションイベント「TGC北九州2016by東京ガールズ コレクション」で、北九州市立大(小倉南区)の学生13人が、北九州のPRステージを演出すること になり12日、準備を始めた。本番までの約1カ月半、東京ガールズコレクション(TGC)の運営担当 者らによる講義を受けたり、さいたま市でのショーを視察したりして、ステージを作り上げる。
 挑戦するのは、ファッションをテーマにした地域貢献活動に取り組む学生グループ 「mArs(マーズ)」。北九州のPRステージは「地域を巻き込みTGCを盛り上げよう」と実行 委員会と市が企画し、グループに持ちかけた。約4時間のショー全体のうち、学生たちは約 10分間を担当。ショー形式にするかどうかなどをこれから検討する。
 初日は、TGCプロデューサーがステージ制作の基礎を講義。出演モデルの宮城舞さんも登場し「ランウエーでは、すっと歩いてい るようでも、体のあちこちに力を入れている」などと舞台裏を披露した。学生リーダーの2年鳥山遥さん(20)は「観客と年齢が近いの が私たちの強み。プロの仕事を目いっぱい吸収し、私たちの感性をうまく取り入れていきたい」。
 学生たちを資金面で支援するラーメンチェーン「ワイエスフード」(香春町)の岩下征吾管理本部長は「いろんな人と触れ合って人 生の糧にし、北九州の活性化につなげてほしい」と期待を込めた。(清水恵美子)

西日本新聞 平成28年8月13日

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載