北九州市立大学同窓会

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評議会

平成24年度 第2回評議会

執行部の上半期の活動など了承

平成24年度の第2回評議会が10月27日(土)、北九州 市小倉北区のホテルニュータガワで開催され、全国48 支部の評議員56名のうち52名(女性2名)が出席した。
 会議の冒頭、田村允雄会長(S42・商)から、今回の評 議会についての所感を含め、以下のような挨拶(要旨) があった。
 ≪今年5月の第1回評議会で会長に再度選出され、 今日まで慌ただしい日々でしたが、同窓会発展のため 引き続き尽力しますのでご支援、ご協力をお願いしま す。後ほどの議題で報告がありますが、新設、再構成の 会長諮問機関の支部委嘱委員については、多忙な日常 にもかかわらず、委員就任を受諾していただき、あらた めて感謝申し上げます。また明日の第62回総会・懇親会 の運営は、今回から執行部と総会実行委員会が一つに なって当たるという「運営改革」を実践します。このよ うな取り組みが同窓会全体の前進の糧になると信じま す。今回の評議会は、報告事項が主体ですが、評議員の 皆さんの建設的な意見や要望などを期待します≫
 この後、5月の第1回評議会以降、新たに就任した評 議員5名と本部役員4名を奥村英行幹事長(S46・国文) が紹介した。(※別掲の評議員と本部役員の名簿を参照)
 続いて、議長団選出に移り、議長に田中政治評議員 (関東支部長/S45・経済)、副議長には平岡三光評議員 (福岡県南支部長/S40・米英)が拍手で選出された。こ れを受け、議長団が議題に沿って議事を進めた。
■@平成24年度上半期事業(会務)報告 A平成24年度上半期予算執行状況
   @については、藤本典宣副会長(総務・企画担当= S37・米英/S39・商)が、Aについては、鞘野優副会長(財 務・会計担当/S36・商)がそれぞれ報告と説明をした。  これらの報告や説明に対し、評議員から特段の質問 や意見などはなく、報告どおり拍手で了承された。

■第62回総会・懇親会について (経過報告)
  田村会長が、会議冒頭の挨拶でも触れた同窓会総会 の「運営改革」について、評議員に配布した総会実行委 員会の構成名簿や半年に及ぶ活動内容の資料を基に、 取り組み経過などを中心に報告をした。
 5月の第1回評議会で了承された、今回から本部役員 会(執行部)が総会の準備段階から全般にわたって主体 的に取り組むという基本方針は、総会実行委員会の特 別参与・統括に同窓会会長が、参与・財務会計に本部の 財務・会計担当副会長が、企画・文書担当の副委員長に 本部の広報・情報担当副会長がそれぞれ兼務就任する ことで、総会実行委員会の予算・収支管理を含め基幹的 な機能面で改革態勢を確立したことの説明があった。
 また総会パンフレット作成に関し、協賛広告の募集 やチケット販売担当は従来どおり実行委員会が担うと しながらも、懇親会の運営を実行委員会任せにしてい た従来方式をやめ、本部役員会と総会実行委員会が「総 がかり」で臨む役割分担に改めたことを強調したうえ で、総会・懇親会の運営改革に取り組んだ本部役員会の 姿勢について、評議員の理解と支持を求めた。
 こうした田村会長の報告について評議員から特段の 質問や意見などはなく、報告内容は拍手で了承された。


【会長諮問機関からの報告】
■構想・計画の評価検討プロジェクトチーム (新設)
 平成19年10月に策定の長期構想で掲げた「具体的な目 標」(25項目)について、8月25日以降、2回の会議で検証し た達成度チェック一覧表と今後の検討作業に関する基本 的な視点などを盛り込んだ資料が評議員に配布された。
 これらの資料を基に、千綾奉文委員長(大分支部長・ 評議員/S43・商)が報告を行った。5つの分野(ファイ ブチャレンジ)に分けた「具体的目標」の達成度では、達 成済み(100%)が7項目、ある程度達成(50%)が12項 目、未達成(20%以下)が6項目の分布になっており、 「具体的目標」のなかで、今回未達成となっている項目 や環境の変化から実態にそぐわなくなっている項目の 取り扱いが課題である。また、5つの分野のうち「多世 代会員の積極的参画に向けて」の分野は各支部でも取 分け対応を迫られているため、今回の検討においても 重視すべき課題である。
 今後、プロジェクト会議で長期構想の見直しや再設 計の論議を深めていくことになるが、プロジェクト チームだけでは結論付けられない要素も多く含んでい ることから、他の諮問機関(委員会)とも連携を取りな がら議論を進めていく、との認識が示された。

■同窓会会費徴収および使途検討委員会 (再構成)
  早水弘明副委員長(本部副会長・組織対策担当/ S39・商)が、9月1日の第1回会議以降、2回の会議を 開催し、現時点では諮問事項について「入口論議」の段 階であることを報告。
 このうえで、今後の論議の基本的な視点として@収 入と支出のバランスが重要である。支出は効率的で公 平でなければならないA支部間の交流事業や支部会員 の親睦・交流事業(囲碁、ゴルフ、歩こう会など)への支 援の在り方B同窓会会費の未納者対策―などを挙げ た。また「支部があっての同窓会である」として、支部か らの建設的な意見を要請した。

■会則等検討委員会 (再構成)
  奥村英行副委員長(本部幹事長)が、9月4日の第1 回会議以降、2回の会議で論議をしたが、再諮問(第2 次諮問)があった「サークル活動等褒賞規定」の再見直 しについて具体的な方向性を見いだすには至っていな いことを報告。
 このうえで、昨年9月15日の第1次答申で改定した 同規定(評議員に配布)について、なお不備があるとの 認識を踏まえ、今後の論議の主な視点として@学生の サークル活動が十分に把握できておらず、特に文化系 サークルは分かりづらいA褒賞規定の限界、つまり褒 賞のどれに該当するか分からないサークル活動がある B褒賞の対象を広げるにしても、例えばボランティア 活動はどう位置付けるか―などを挙げた。委員会は 今後、論点を整理し、検討を深めるとしている。

■表彰審査委員会 (再構成)
  平岡三光委員長(福岡県南支部長・評議員)が、9月7 日に行った平成24年度の功労者表彰の審査会議および 結果について報告をした。
 今回は特別会員(名誉教授)2名、本部役員1名、支部 役員18名、支部会員1名の合計22名の表彰推薦があっ た。委員会は、同窓会表彰規定および同規定で定めた表 彰審査基準に照らし合わせて慎重に審査をした結果、 全員一致で被推薦者全員の表彰を決定し、同窓会会長 に答申した。本部役員会は、答申どおり22名の功労者表 彰を承認し、第62回総会で表彰される運びになってい る、と報告した。


 上記の会長諮問機関の各報告について、評議員から 特段の質問や意見などはなく、一括して了承された。
 予定された議題以外の事項について、評議員からは 発言の申し出がなく、これを確認したうえで議長団は 退任し、平成24年度第2回評議会は閉会した。