北九州市立大学同窓会

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米英36年卒 別府に集う

 11月4日、昭和36年米英科卒の14人が、別府市郊外の別府湾ロ イヤルホテルで再会した。喜寿を迎える者が多く7回目の集ま りである。昨年は北九州八幡ロイヤルホテルで開き、2年続きの 同系統の宿となった。
 千葉の上西、大阪の川北、姫路の玉田、福山の萓原、山口の谷 村、福岡の本綱、織田、宮崎の江川、大倉、木原、松本、別府の松浦、 北九州の中篠、北山の総勢14人の面々である。妻や夫に先立たれ た大倉と松浦の二人は初めての参加である。大倉は先月、左手首 を骨折、腕を吊っての参加で彼の律義さが見えた。いつものこと ながら大阪の川北が前もって日程等を設定したお蔭でスムーズ なチェックインができた。ロビーではまずはお互いの息災を確 かめ喜びを分かち合い、元気で生きていることを実感した。
 入浴後の懇親会は、上西のマオタイ酒と紅白ワインの差し入 れがあり、感謝で盛り上がった。先ずは学生時代のことに集中。 借間での食事では、金不足でご飯にイリコを乗せ醤油かけて空 腹を満たした話、恩師や教師の安否とランク付け、授業に出らず にアルバイトや遊びに耽ったこと、各自の近況から孫のことま で話は弾んだ。カラオケが用意してあり、希望者が勝手に十八番 を歌った。谷村が歌に合わせて松浦を抱き寄せ、プロ並みのタン ゴを垣間見せてくれたのは流石であった。谷村は夫人と公認の ダンス指導員として地域で教え、楽しんでいる。二次会は、幹事 の川北の部屋に集まり10時過ぎまで四方山話に耽った。
 翌朝は、上西が業務多忙で一足早くホテルを発った。一行は、 来年の再会を約束して別府駅で散会することになり、川北、谷 村、本鋼、織田、木原、北山の6人は英国製のクラシックカーで地 獄めぐり、松浦、萓原は竹細工見物、大倉、江川、玉田、中篠はそれ ぞれ帰路に就いた。2日間の集まりであったが、この絆はまだま だ続きそうである。さて、来年はどこになるのか。〈文中、敬称略〉

北山清種(S36・米英)

北友会会報第113号(平成27年12月25日発行)掲載