北九州市立大学同窓会

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米英36年卒 宗像に集う

 二十四節気の小満にふさわしい5月20日の午後、今年 も9人が玄海ロイヤルホテルに集まった。昨年の11月以 来、半年ぶりである。潮騒ものどかな浜辺に立つホテルは 緑の中に白さが際立ち、我々を迎えてくれた。9度目の集 まりになるが、当初15人の予定が緊急入院とか家庭の事 情で不参加者が出ることになった。
 それでも、大阪の川北が年初から宿の手配など連絡を密 にしてくれたおかげで集まることができた。第1回に参加 した片岡が久しぶりに参加し、他は半年ぶりの再会である。
 チェックインが済み、12階からは360度さえぎるものは なく、南北、どの部屋からも海と林と山並みが眺望できる よう設計されている。何よりのご馳走である。
 入浴後の懇親会はいつものように飲酒、談笑が交錯。  カラオケは本網が用意した英訳文付きの歌詞でにぎ わった。この歳になると慶事が少ないのか家庭が話題に ならない。
 宴会後、川北の部屋で5人が集まりお茶とお菓子で四 方山話にふける。江川、本網、萱原は今なお、英語本を通読 の日々でさすがである。
 詩や俳句の英語訳は難解であるとか、翻訳はしっかり した辞書でないと著者の本音が分からないとか、合点す ることばかりであった。本綱が朝まで体調不全で寝付か れず気がかりであったが、翌朝は、世界文化遺産登録を目 指している「神宿る島」の宗教・沖ノ島と関連遺産群の一 の宮宗像大社を訪ねた。当宮大鳥居から10キロ先に大島 の中津宮、60キロ先に沖ノ島、145キロ先に韓国の釜山へ と一直線につながっている。片岡が依頼していた観光ボ ランティアの小田さん(S51・商)の案内で参詣、境内を見学 した。神宝館の宝物が古代の祭祀の歴史を伝えている。道 の駅「むなかた」で昼食後、散会した。未記載の参加者、木 原・中条・谷村。

北山清種(S36・米英)

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載