北九州市立大学同窓会

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実現した放送研究会・現役生への講習会

 同窓会・特別委員会出席のため大学に出向いた今年4月のある日、入学式も終わり、
白いテントがいくつも設置された校庭は各サークル部員が新入部員を勧誘する声で
賑わいをみせていた。

 少し早く着いたので放送研究会のテントをのぞいてみる。今年は入部希望者が多い
と会長の池田久美子さんが笑顔で対応してくれた。

 現在、部員数は27人でアナウンス課と制作課にわかれ、特に年1回のNHK杯を
めざして活動しているとのこと。我々が在学中(昭和40年前後)に加盟していた
全国学生放送連合や九州学生放送連盟という組織について聞いてみたが
「全く知らない」との返答に少し驚く。 そうした雑談の中から生まれたのが今回の
講習会の話。

 その後、何回かの打ち合わせで決まった日に台風が九州を直撃、講習会は延期となる。

 そしてようやく実施できた8月25日は夏休み期間中、しかも急きょ決まった日時のため
3年(2人)2年(2日)1年(5人)の9人しか参加できなかった。 初回の今回は前もって
送っておいた、私が放送局に在職中に作った資料やテキストの中の資料を使って
“コミュニケーション、声で話す・声で伝える”をテーマに話を進める。

 クラブ員向けというより、今特に若い人に問われているコミュニケーションの基本とその
訓練が中心で、おそらく初めての経験であったのであろう、全員、真剣な態度で正面から
取り組んでくれた3時間であった。 次回からテキストを使った実技訓練を予定している。
これも今検討中の新たな同窓会活動の1つととらえ、ぜひ続けていきたい。

放送研究会OB・元大分放送アナウンサー
S43年卒 千綾奉文(2007年)