北九州市立大学同窓会

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山本英徳柔道部初代監督を偲ぶ会

 平成28年6月25日(土)、柔道部OB会は二水会(同窓会 小倉支部月例会)及び山本学校(柔道部以外で山本監督 を敬愛するOB)の三者で共催した。当日は案内した全員、 計74人がホテルテトラ北九州(前北九州ホテルプラザ)に 集結、山本監督の志が13回忌の今日も脈々と受け継がれ ている事を示した。
 開会挨拶で早水弘明柔道部OB会長(S39・商)は「思い出 を大切に山本監督の志を継承して行こう」と話し、黙とう をささげた。柔道部OB内山正憲先輩(S37・商)は「監督へ の思いは1人ひとり異なるが、山本監督の志を大切に頑張 ろう」と挨拶し献杯。
 思い出コーナーでは、予め依頼しておいた方々から 次々に秘話が明かされ、「偲ぶ会の熱気は最高調」に達し た。最初に、山本学校卒業生の奥村英行さん(S46・国文/ バレーボール部)が山本監督との関わりや山本学校の生 立ちなどを明快に、仙台から参加の柔道部OB野林徹さん (S49・経営)は就職して勤務した仙台を三度も訪れてくれ た山本監督と、「酒を酌み交わし二人で詠じた漢の歌」を 朗々と唄いあげた。地震にも負けず参加者中一番に大分 から参加通知をくれた柔道部OB分藤裕司さん(S51・経 営)はメモを片手に懐かしそうに思い出を語った。大トリ の徳永政夫教授と立石雄二さんは北九大のOBではない が山本監督との関わりを語り、本日出席できたことを大い に喜んだ。立石さんは、「職を得て最初の勤務場所が学生 課であり、山本監督からゴルフ・麻雀・酒・仕事のサラリー マン教育を受けた」、徳永教授は「北九大の教員になって すぐ山本監督に巡り会い、思い出はつきないが、特に九州 六大学で優勝し神宮大会出場を決めた際、『徳さん、良 かったね。辛抱した甲斐があったね』と言ってくれた」と話 した。最後に、進昭紘二水会会長(S40・商)は「次の機会を 楽しみに山本監督の志を更に引き継いで行こう」と閉会の 挨拶をして散会した。世話人として、ホテルテトラの田嶋 美保さん(H8・経営)の「偲ぶ会の趣旨を理解・表現した会 場づくりなどのおもてなし」に感謝・感謝です。有難うござ いました。

井田 明(S44・商)

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載