北九州市立大学同窓会

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マンドリンクラブOB会 練習なし合宿

 毎年恒例の「練習なし合宿」が平成28年4月2、3日に 行われました。
 今年で8回目。第3回目から、田川郡赤村の「源じいの 森」で行われており、毎年OB、OGの皆さんが楽器を携え 参加しています。今年は初参加の2人を含め23人が参加 しました。
 3年前からは、赤村の「赤村特産物センター」でミニコン サートを開いており、地元の方との触れ合いも楽しみの一 つになってきました。このことは西日本新聞にも取り上げ られ、コンサートの告知記事を載せていただいています (3月25日筑豊版)。
 初日の4月2日(土)は正午に集合、弁当を食べながら旧 交を温め合った後、日頃の練習の成果を発表する演奏、そ して翌日のミニコンサートで演奏する楽曲の合奏練習を 行いました。和気あいあいとした雰囲気のなか、弾く楽し みを感じたり、演奏を聞くことを楽しんだりしました。
 夜は「源じいの森」併設の温泉施設で汗を流した後、ロッ ジで懇親会。お酒を酌み交わし、心づくしの料理に舌鼓を 打ちながらマンドリンとギターのアンサンブル、ハーモニ カ演奏やギター伴奏による歌などで、少し若返って楽しい ひと時を過ごしました。その中で先輩の「合奏は聴くのもい いが、やはり演奏に加わってやるのが一番」という言葉が 心に残りました。楽しい談笑は夜更けまで続きました。
 翌3日(日)の午前中はミニコンサートでの楽曲のリ ハーサルを中心に音合わせに余念がありませんでした。 お昼に「赤村特産物センター」へ移動、食事処で「特製ばっ ちゃんカレー」で本番に備え、13時30分から会場設営。14 時から、赤村出身の金子昭彦氏(S43・商)の司会でミニコ ンサートがスタートしました。十八番の「丘を越えて」を オープニングに、新旧の名曲を織り交ぜマンドリン合奏の 音色を約50人の観客の皆さんにお届けしました。タンゴ、 マンボなどのリズミックな曲からセリフ入りの曲など観客 の皆さんの関心が途絶えない工夫を随所に盛り込み、一 体感に包まれた演奏会になりました。
 地元の方との交流では、「赤村特産物センター」の従業 員で結成されたAKB68(あかべっぴん68)のテーマソン グをアコーディオンとギター伴奏で、会場の皆さんと大合 唱、大いに盛り上がりました。
 楽器紹介ではマンドリン、マンドラ、ギター、ウッドベー スで親しみやすい曲を演奏、その魅力を十二分に伝えて いました。今回は楽曲の歌詞カードを配って、歌いやすい ように配慮したのもよかったように思いました。
 最後はアンコールが二度も起こり、とてもいい雰囲気の 中でミニコンサートを終え、観客の皆さんはもちろん、O B会の全員の心にいい思い出ができたようでした。「来年 も桜満開の頃にまたお会いしましょう」の言葉で散会とな りました。

大場恵二(S47年卒)

北友会会報第114号(平成28年7月15日発行)掲載