北九州市立大学同窓会

　さる４月29日日曜日、広島市の鯉城会館で、陸上競技部OB・OG 会の総会・懇親会を開催しました。当日は、下田会長をはじめ会員 16名、来賓２名計18名が出席しました。今回の広島での開催は、昨 年の総会・懇親会後の二次会の席で、広島・島根在住の出席者より 来年は広島で開催してはどうかとの意見が出て、実現しました。
　会場の鯉城会館は、広島県の施設ということで、広島県庁に勤 務する日下さんにお世話して頂きました。
　当日、会場受付で皆様をお迎えしていますと、懐かしい顔が 次々と登場しました。昭和56年に卒業し、すでに30年以上過ぎて いるので、最初は、初対面のような緊張感がありますが、話すと 当時の感じにすぐに戻ります。
　来賓には、大学の特任教授をされている関係で陸上競技部後 援会長をお願いしていますメキシコオリンピック銀メダリスト の君原健二様と北九州市立大同窓会広島県支部支部長の矢吹恭 久様のお二人に出席いただきました。
　まずは、総会で昨年の弊会の収支報告について承認をいただ き、次いで、会長等の役員の改選について協議を行い、現役員の 留任ということで了承をいただきました。そして、現役陸上部の 現状を報告し、懇親会へと移りました。
　懇親会では、会長挨拶の後、来賓より御祝辞をいただきました。
　君原様からは、北九州市から中本選手がロンドンオリンピックの マラソン代表が選出された喜びや北九大陸上部にあまり貢献で きていないことが少し悔やまれるとのお言葉をいただきました。
　後程、弊会としては、君原様にはこの会に出席して頂けるだけ で、感謝していることをお伝えしました。
　その後、昭和39年卒業の亀石様の乾杯の発声により、歓談に 入っていきました。暫くは、各々昔話に花を咲かせ、その後、お一 人お一人自己紹介ということで、卒業年順に学生時代の思い出 や、近況を報告していただきました。仕事で、朝から晩まで職場 を走り回っている方、現在もランニングに励んでいる方、ボラン ティア活動に取り組んでいる方、現役陸上競技部の競技成績向 上に向けてみんなで協力しようとの意見の方もいました。皆さ んの色々な思いを聞くことができました。
　このような、楽しく、有意義な懇親会でしたが、あっという間 に時間が過ぎ、名残り惜しい中、昭和44年卒業の前田様の万歳三 唱でお開きとなりました。
　今回は、OGの出席がなかった点が、少し残念でした。
　今回の反省を踏まえ、来年の総会の準備を行っていきたいと 思っております。また、この会が、OB・OGや陸上競技部員の絆 を強くし、どうすれば陸上競技部の活躍や大学の発展に貢献で きるかをみんなで話し合う場となればとの思いを強くした一日 でした。

毛利隆一（S56・米英）