北九州市立大学同窓会

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第10回商学研究会OB会

 「晴れの国 岡山」を舞台に、秋爽やかな時季に商研OB35名を お迎えし、記念の第10回の会を和やかに開催しました。商研OB 会メンバーも高齢化が進む中、数名の方はOB会参加を目標に病 快復へ向け精進され、元気な姿を見せて頂いたのは商研への厚 い思いの表れだと思います。関東地区、中四国地区、九州地区、関 西地区と毎年持ち回りで開催し今年で記念すべき10回を数える 事となりました。会の皮切りは、「英国人医師ウィリアム・アダム スと津山藩の係わりあいについて」と題しての講演でした。
 アダムスは生麦事件での英国人負傷者の医療に携わったり、 日本で初めて「乳癌手術」の必要性を津山藩医師に指導し、津山 藩松平家の姫君の手術を成功に導いた医師でありました。
 その時代の津山藩の蘭医学者であった箕作阮甫や宇田川興 齋等が、蘭学から洋学への変遷を先駆した由緒ある藩であると 言う、格調高い特別講演を岡山県支部・山田克惟氏(S43・米英) より拝聴致しました。
 待望の懇親会は、岡山県支部・繁定健三氏(S41・商)率いるハ ワイアンバンド演奏のリードで、北九大校歌を高らかに斉唱し 始まりました。前田孝亮氏(S33・商)のいつに変わらぬ元気溌剌 とした乾杯に引続き、ハワイアンバンド演奏とフラダンスチー ムの演技に会は一段と盛り上がり、途中からは踊りの中に一緒 になって見よう見まねのフラダンスに興じる人達も出て雰囲気 も最高潮。静かになった所で各自が持ち寄った特産品の交換会 は、自慢の特産品がどのようなものであったか、帰宅後が楽しみ な催し会でした。
 集合写真とスナップ写真の撮影は岡山県支部・田中晃氏(S57・ 経営)に獅子奮迅の活躍をして頂きました。今回は岡山県支部の 3名の方達に大変ご協力を頂き、商研OBでなくても快くお引受け 頂けるのは同窓生の「強い絆」の賜物だとありがたく思いました。
 2次会にも殆どのOBが参加し、持ち前の喉を披露する等あっ という間の2時間、素晴らしいOB会も来年開催の九州地区(鹿 児島開催)での再会を約して散会しました。

商学研究会OB会会長 天羽紀夫(S38・商)