北九州市立大学同窓会

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碓井ゼミOB会 平成29年2月24日

 2月から月末の金曜日を「プレミアム フライデー」と呼 び、官民一体で働き方や終業後の過ごし方を変える取り 組みが始まりました。しかし、この呼びかけに応じ、この日 の退社時間を早めることにしたのは、大企業を中心にした 一部の企業にとどまったと報道されています。政府として は、この取り組みにより、働き者といわれる日本人に余暇 時間を与えるとともに、この時間を利用して買い物などを することにより、国内の個人消費を喚起する狙いがあるよ うですが、果たして政府の思惑どおりに家計の財布のヒ モが緩むかどうかわかりません。
 この最初の「プレミアム フライデー」となった2月24日 の金曜日、昨年に引き続いて昭和45年に商学部を卒業し た碓井ゼミの仲間とその友人たち4人が東京・新橋で楽 しいお酒をいただきました。新橋の居酒屋は相当な混雑 が想定されると読んだ在京の日野和人君(S45・経済)が、 事前に新橋駅近くの居酒屋を予約して4人分の席を確保 してくれていました。私たちは新橋駅前にある蒸気機関 車の前で落ち合って、17時過ぎに予約した店に入ったとこ ろ、どの席も客で溢れていました。彼が事前に予約を入れ ていなかったならば、新橋駅近くで席の空いている居酒 屋を探すのにかなりの時間を要したものと思います。この 日、九州の大分県から上京した田舎者の私にとっては、こ とほど左様に人の多い東京に改めて驚いたところです。
 その居酒屋では、我々が入学した昭和41年から卒業し た昭和45年頃の学生時代にタイムスリップして当時の学 生生活について話が弾みました。北九大の学生で賑わっ ていた西鉄北方線の北方電停前にあった「デイト」という 喫茶店やその前の交差点角にあった「焼いたサバ」を提供 する裸電球の食堂などの話題で持ち切りでした。さらに、 その当時、北九大などの学生が昼間のキャバレーを借り 切って学生バンドが演奏するダンスパーティーが盛んに 開かれ、これが男女の出会いの場となっていたことや、今 の「合コン」が当時では「合ハイ(合同ハイキング)」と呼ば れていたことなど、当時のことを懐かしく思い出しながら 酒を酌み交わしました。
 今年、古希を迎える私たちは、これからも元気でお酒が 飲めるよう健康を維持しながらこの会を重ねていくこと とし、次の再会を約束して別れました。

大山義雄(S45 ・経済)
左手前から時計回りに、日野和人、西明一茂、大山義雄、方岡優

北友会会報第116号(平成29年7月15日発行)掲載