北九州市立大学同窓会

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総会

兵庫支部

2009年度兵庫支部総会 21年7月5日 神戸ハーバーランド
まずは総会へ

 梅雨の合間、晴天の7月5日(日)
 神戸ハーバーランドで兵庫支部総会と懇親会が44名の出席者のもと開催されました。総会の後の懇親会は、神戸港クルージングという幹事さん苦心の賜物で、なんと“船上同窓会”と相成り
ました。
 総会では校歌を唄い、大村支部長や来賓の山下同窓会長のあいさつがあり、各同好会の活動報告を聞く。そして特別講話「知って得する年金の話」を聞く。このテーマは年金を既に貰っている人向けにターゲットを絞った現実的かつ戦略的ないい企画でした。離婚分割など大いに受けてきました。ようやくなじんで来た所で総会は終了。さて、次は場所を変えて懇親会です。

そして神戸港クルージング

 神戸ハーバーランドのモザイク前乗船場へ移動。しばし時間があり神戸港付近を散策。16時30分に集合し、乗船するコンチェルト前にて全員で記念撮影。いよいよ乗船。ジャズの生演奏に迎えられ神戸港クルージングのスタート。「コンチェルト船のディナークルーズ」は初体験。
 ビールで乾杯するともうテンションは一気に急上昇。私、テレビ屋として38年。演出、しこみ、盛り上げはどうなっているのか気になるところですが、まずは中華バイキングで腹ごしらえ。卒年に合わせてテーブル席を配慮してもらっているので、話し易い環境。ジャズ生演奏・歌ありのなか、船は明石海峡大橋付近めざして軽やかに進む。
 さて腹ごしらえも出来て、全員で「逍遥歌」を合唱。この歌はまさに名曲。この歌を唄うと六甲山が青嵐の足立山に見えてきます。もうそこは北方。あ、汚い部屋が、学生時代に所属していた放送研究会です。おじちゃんのサバ屋に、おばちゃんの焼き鳥屋。もう小倉の親友と美酒を交わしている気分。さまよい来れば夕凪の金波、銀波そして電波に揺られ、小倉から船に乗って神戸に
着いた〜。そして大阪のテレビ局に就職。ディレクターやプロデューサーを経て、現在は関連の番組制作会社で青息吐息。来し方行く末ながめつつみ、デェッキをさまよう。逍遥の子がふと我
にかえると、心地よい風がホホをよぎっていく。
 大村支部長の同窓会に寄せる熱き思い―「同じキャンパスで学び、兵庫県に居住する“縁”を大切にしたい」。−神戸湾の波風は、この“縁”って何かを静かに教えてくれてる様な気がします。
 神戸大震災から14年。久しぶりに穏やかで、心安らぐ神戸の海でした。今回すばらしい企画をされた兵庫支部役員の皆さんに心から感謝致します。
大西 敏(S46・国文)