北九州市立大学同窓会

HOME > 活動> 支部総会 > 熊本支部(2014年)

総会

熊本支部

 
2014年度熊本支部総会 2014年11月15日 リバーサイドホテル熊本

 北方・ひびきののきずな、火の国にルネッサーンス!  古いですか。
 2年ぶりの熊本支部総会が、同窓会本部から奥村英行幹事長 (S46・国文)を招き開かれました。最年長の井田守さん(S24・中国)か ら、卒業後間もない大槻妙子さん(H26・中国)まで44人が出席者に 名を連ね、しばし心は学舎に帰るかのような、楽しく懐かしいひとと きを過ごしました。
【総会・懇親会】
 開会の挨拶は脇田祐喜支部長(S46・英文)。今期をもって支部長 を退任し、相談役兼本部評議員に就任します。
 3期6年間、脇田支部長には熊本支部の隆盛のために尽力するに とどまらず、英語教育者としての幅広い識見から同窓会本部の運営 にも精力的に尽くされました。支部会員として誇らしく思えます。そ のダンディなルックスと大らかなキャラは、今なお多くの会員を惹 きつけてやみません。
 脇田支部長の挨拶に続き、前回支部総会から今回までの2年間 にわたる活動報告が、@肥後銀行青嵐会(石井幸一郎さん H8・法 律)、A女性の会(宮部妙美さん S54・英文)、B空手部OB会(片山圭 一さん S35・商)、C国際環境工学部森田洋准教授(現教授)講演会、 片山先輩(Bの報告者)の喜寿祝い(井上俊夫さん S47・英文)、D同 窓会本部・評議員会・二金会、イベント「二金会in天草」(脇田支部長) の順で行われました。一部は後述します。
 会計報告に引き続き行われた新役員紹介では、新支部長として 前記井上俊夫さん、副支部長として樋口信夫さん(S56・経営)、草場 哲夫さん(S57・法律)、幹事長として増井洋介、副幹事長として三池 勝昭さん(S56・商)の他、新幹事・人吉球磨ブロック代表として大塚 秀一さん(S54・商)、副幹事・公立学校代表として小嶋誠さん(H7・ 政治)、副幹事・平成卒代表として前記石井幸一郎さん、副幹事・事 業者代表として中村裕彦さん(H11・経済)、会計として内匠浩人さ ん(H10・経済)、監査として川上浩信さん(H2・法律)他が紹介され ました。
 総会に引き続き行われた懇親会は、前回までと同様、火の国熊本 らしい熱すぎる盛り上がりをみせ、最後は肩を組んでの逍遙歌と大 団円のうちに終わりました。と思ったら半数の出席者が二次会に参 加。こちらも大変な賑わいをみせました。飲みすぎました。
【支部の諸活動】
 総会トピックに関連して、いくつかの支部活動についてコメント します。
 平成25年7月12日(金)にアークホテル熊本で行われた上記Cで は、同学部森田先生による「い草」のもつ多面的な効用についての講 演を聞き、熊本県が世界に誇るこの特産物への理解を新たにしまし た。
 上記Dのうち支部例会である二金会は、毎月第二金曜日に熊本 市中心部の鶴屋デパート立体駐車場1階のビアレストラン「麦菜 館」で催されているもので、誰でも気軽に参加できるアットホームな 集まりです。県内各地での実施も企画され、平成26年2月22日(土) に行われた前記「天草」に続き、平成27年2月21日(土)には、県北の 荒尾・玉名地区で開催されました。この会では、荒尾市立宮崎兄弟資 料館の館長を長く務め地域文化に貢献した安田信彦さん(S45・中 国)も参加し、宮崎滔天(とうてん)ら四兄弟の足跡と人物像などの 話題にも花が咲きました。
【今後の熊本支部】
 これからの支部の話をしよう。
 古いですね。
 北九州市立大学が「地域貢献」型の大学を唱い、実際にそのよう に評価され(北友会会報Vol.111 25ページ他)ていることを踏まえ ると、支部の役割は、地域社会や経済、文化に貢献する同窓生の諸 活動を、同じ学舎で学び過ごした仲間がサポートすることでさらに 活性化させるところにもあると思われます。その意味でも、前述した 森田先生の講演を通した学びの機会は有意義なものでした。
 さらにこのあと熊本支部では、日中関係史の碩学であり政界の事 情に精通する同窓生を講師に、歴史を踏まえたこれからの両国関係 について考える会を企画しています。もちろん懇親会付きです。
 前述した二金会の常連には、経営・販売・金融・製造・税務・行政・ 教育その他多岐にわたるエキスパートが揃っています。若い世代の 同窓生がその経験知とノウハウに触れ、日々の活動に生かさないの はもったいなさ過ぎます。熊本支部は、同窓生として旧交を温める 場であることに加え、地域に貢献する仲間の有機的なつながりを創 出する場でもあっていいのではないかと現在の運営スタッフは考 えており、これからも種々の学びの機会を創出していきます。
 今回の総会に先立ち、県支部会員に届いたと思われる案内状1, 379通に対し、返信数は313通。率にして22.6%です。やや淋しさを覚 えますが、明るい兆しもありました。平成卒の参加者が2人から7人 に増えたことです。もうひとつ。平成26年8月3日(日)には女性会員 による「りんどうの会」が、本部より柳喜久子副会長(組織対策/ S48・英文)を招いて熊本市中心部のホテルキャッスルで行われ、こ ちらも盛会のうちに終わりました(北友会会報Vol.111 42ペー ジ)。今後の女性会員の活動に弾みがつくのではと期待されます。
 新支部長に就いた井上さんは、その情報収集力と発信力に加え フットワークに秀で、各会合での細やかな気配りから支部会員の信 望を集めています。脇田支部長の用意した基礎の上で、より活発な 支部作りに貢献されることでしょう。

幹事長 増井洋介(S63・法律)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載