北九州市立大学同窓会

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千葉支部主催“第二回ふるさとを知ろう”バスツアーを実施しました

 北九大を卒業して以来皆さんそれぞれいろんな地域でご活躍、そして今住んでおります千葉県は或る意味では第二のふるさと、 それならもっとふるさとを知ろうと言う趣旨で 4月25日(金)に“第二回ふるさとを知ろう”バスツアー”を実施しました。
 いつも気になりますのは、貸切バスを利用する際、どの位皆さんがご出席下さるか、それ次第に依りまして大幅に会費が抑えられる訳で、 今回はドタキャンなく16名の皆様が 9時丁度にJR千葉駅に全員集合、幸先良く先ずは近場の千葉城へ。
 なんで千葉県って言うの?
 そもそも古代から中世にかけて下総国を中心に活躍した千葉氏に由来、なるほど。 そう言えば日本の県名を見ると、福岡さん、山口さん、秋田さん、宮崎さんとかあるなあ。 現在お城の土塁跡は残っているが添付の写真は城をモチーフとして建てられた5階建ての博物館になってます。


 再びバスで、千葉支部歴博学芸員?いや教授、博士だ!と言う声も出たが、 石橋和也氏(40商)に依る詳しく実に分かり易い歴史の流れのご説明を聞きながら佐倉市に有る国立歴史民俗博物館に移動。
 ここは第一展示室から始まる原始・古代の展示物から、中世、近世、民族、近代、そして第六展示室の現代まで、 歴史の流れをあたかもなぞる様に辿ることが出来る素晴らしい博物館、 特に1930年代から1970年代、人々がどのように生きて来たのか、当時の生活用品や出版物を見て懐かしく、 あんな生活だったなあと古き良き時代?を思い起こしました。 そうそうテレビが出始めた当時あたかも映画館の様にテレビに幕の様なカバーをかけていたし、ちゃぶ台も有った、 今思えばあんな便利な物は無いなあと思う事しきり。 お昼は併設のレストランで中国で皇帝に献上したと言われる古代米をベースとした古代カレー¥820を、 中にはそれにカツを加えた古代カツカレー¥1,030を、体に良くないのでは?しかし添付写真の通り皆さん満足げなお顔だ。

 お腹が一杯になった所で房総風土記の丘に移動、ここは印旛沼北岸の台地に6世紀に入ってから作られた百数十基の古墳が群衆した丘、 最初はこの丘で最大の古墳、一辺78メートルの方墳なる岩谷古墳から散策開始、旧学習院初等科正堂、 緑の木々に覆われた遊歩道は正に絶好の森林浴。 誰だ!?千葉支部主催“墓めぐり”なんて言う人は!最後は古墳から出土した遺物や、 縄文・弥生・古墳・歴史時代の移り変わりを集落からの出土品で展示している風土記の丘資料館見学で本日の第二回ふるさとを知ろうバスツアーは終了。 さすがに皆さんお疲れ気味?それでも皆さん“又こんな企画をやろう!”と嬉しいコメント。
 添付写真は熱心にガイドさんの説明に耳を傾ける面々と埴輪の有る古墳の写真です。


 雑駁な紀行記で恐縮ですが、今回ご参加下さいましたお一人お一人に感謝、特に今回朝早く起きられご参加頂いた神奈川支部中村英子さん、 又、関東支部森光儘一郎氏、バスアレンジから歴史探訪のご説明を一手にお引き受け下さった石橋和也に感謝。
 本来ならこれにて紀行記はお終い、誰だ!?一杯飲んで帰ろうと言う人は!と言う事で 有志で打ち上げ、そして飲み過ぎ? 一体ワイン何本のんだの?で帰宅。ああ楽楽疲れた〜。

山下稔彦 記

北友会会報第110号(平成26年7月15日発行)掲載