北九州市立大学同窓会
支部組織
千葉支部
ふるさとを知ろう2017バス旅行
2013年からスタートしました当支部の「ふるさとを知ろう」ツアーは、今年で5回目を迎えました。千葉県内には名所旧跡が沢山ありますので、今回の目玉は二つ「道の駅保田小学校」と「館山海軍航空隊"赤山地下壕跡"」です。
2017年11月16日(木)08:30快晴の千葉駅前には参加者23名が勢ぞろい。
前日の雨が嘘のような寒くもなく暑くもなく、空は真っ青!絶好の旅行日和。
もう出発前から嬉しくなりました。これで今日のバス旅行は60%成功と密かに思いました。これも偏に参加者の日頃の行いが良い証拠と全員が納得し、大型バスにゆったり座り、予定通り出発しました。
コースは08:30千葉駅前(NTT千葉支局前)〜證誠寺〜道の駅「保田小学校」〜崖の観音〜高家神社〜道の駅「ちくら潮風王国」〜赤山地下壕跡〜17:30千葉駅前。
最初の訪問地は日本で最初にご当地ソングを発表した木更津市の「證誠寺」です。当支部が誇る「千葉ピコアンサンブル」の十八番の一曲「證城寺の狸囃子」の"ふるさと"に参りました。車中でお寺や歌の由来を"学習"し、日本語と英語で歌い、ご本尊にお参りしました。
その後、鋸南町の廃校になった小学校が「都市交流施設・道の駅"保田小学校"」に変身した様子を見学しました。勿論ショッピングも楽しみました。
「守る・育てる・伝える里山広場」を合言葉に、同町の人・モノ・歴史・文化を集約させた地域活性化の交流拠点を目指しているのが理解できました。小学校の校舎は1階には教室や食堂、体験学習室があり、2階は宿泊施設とレンタル視聴覚室に変わり、体育館は地元の農海産物を販売する店に変身していました。参加者はとても美味しいと言われたソフトクリームを片手に昔馴染みの二宮金次郎像の前で記念写真をとりました。千葉ピコアンサンブルのメンバーはここで宿泊付きの合宿ができると早くも次の活動に向けてやる気まんまんでした。
勉強した後は遠く伊豆大島が見える崖の観音(大福寺)へお参りに。船形山の中腹の断崖に建つ観音堂には高さ1.5mの観音菩薩が祀られ、朱塗りの舞台からは伊豆大島まで見えた気がします。崖下の本堂から汗をかきながら階段を登った人だけが素晴らしい菩薩像、お堂、風景を満喫できたのでした。
ふるさとを知ろうですから、県内にある沢山の有名な神社仏閣を見落とすわけにはいきません。そこで、その中の一つ「高家(たかべ)神社」に参拝しました。千倉の海を見下ろすこの神社は日本で唯一、料理の祖神である「高倍(たかべの)神(かみ)」を祀っています。拝殿の脇には、包丁を供養する包丁塚もありました。参拝すると料理が上手になるということで9人の女性参加者は熱心にお参りしていました。年内にはその効果が表れることでしょう。また、境内には絵馬が飾られ、いくつか拾い読みしましたら料理に関する願い事がせつせつを書いてあり、胸をうたれました。
時計は午後1時を回り、お腹が空いたので太平洋に面した道の駅「ちくら潮風王国」で海の幸を求めました。バスの中でメニューを見て決めていたはずなのに、殆どの人が当日のお薦め「海鮮丼」を食べました。新鮮で量も多いので、女性陣は美味しいと言いながらも全部食べきれず、ああ〜もったいない!とため息をついていました。
最後は今回の目玉の一つであります「館山海軍航空隊"赤山地下壕跡"」(館山市)を目指しました。予約時間の15:15に間に合うかひやひやドキドキしていましたが、ギリギリセーフ!
早速、全員"鉄兜"ならぬヘルメットを被って地下壕跡を見学しました。掘り始めは諸説ありますが、終戦の前日まで掘り続けた壕を見学しました。全長1.6kmのうち公開されているのは一部ですが、中には発電所や病院、航空隊の事務所がありました。当時は機械など無いから人力で掘ったのだろうと、その様子に思いめぐらしました。
帰りの車中も藤井相談役が持参されたデジタルレコーダーで皆の青春時代に流行った
ポピュラーソングをBGMで流し、用意された歌集で童謡・ドイツリード、歌謡曲、ポピュラーソングをみんなで合唱しながら楽しみました。
費用の関係で私が俄かバスガイド兼添乗員を勤めましたが、往復とも渋滞にもあわず、無事、予定の時間17:30に解散場所に到着しました。参加者全員のご協力に心から感謝しています。ありがとうございました。
以上
追伸:旅行のビデオをご欄になりたい場合は、
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