北九州市立大学同窓会
支部組織
直鞍支部
全国一若い支部長の誕生
向野支部長が、支部長の若返りを図りたい、と新支部 長に与古光英明(54 ・営)を推薦した。全員が賛成し、全国の支部で一番若い支部長が誕生した。
5年2月6日、市内の有楽で開いた第7回総会では、 支部出席者は8人だった。第8回総会は3年ぶりに8年 4月26日、市内の『元禄ずし』で開いた。新支部長に大坪輝明(33・商)を選任した。
この時の模様は『北友会会報74号』には、「参加者は少人数だったが、女性会員も参加し……」とあるだけで、 具体的な様子はうかがえない。
その後は、平成10年6月23日、直方郵政クラブで開いた第9回総会まで飛ぶ。この回は支部の出席者は7人だったが、そのうちの3人が初顔で、例年になく盛り上がった。
初顔の3人は、栗田和廣(43・米2 )、上本昭南(41・商)、矢野龍太郎(H4・営)である。
その時の状況を、『北友会会報78号』に栗田自身が次のように書いている。
「参加者は本部からの2人を加えて合計9人でした。 少人数ではありましたが、逍遙歌の作曲者・椎木福蔵氏、初参加の矢野龍太郎氏(中国名・劉愛因)を交えて、国際色豊かな会話や、最近脱サラ、独立された上本昭南氏による力強い営業戦略の話。また、諸先輩の経験豊かな処世術など、同窓会ならではの会話が弾みました」
「年齢を超え、業種が異なる集まりのなかで、ふだん気がつかなかった仕事上や生き方のヒントを数多く得る ことができました」
「参加者全員の総意として、今後『より多くの会員が北九州大学同窓会旗と校歌の下に集い、またより有意義な直鞍支部にしよう』と、次回の再会を約束しました。 直鞍支部の同窓生の皆様、来年はぜひお会いできることを今から楽しみにしています」
もちろん、支部としては、ただお願いするだけで総会出席者を増やせるとは思っているわけではない。有意義な支部組織とするために、さまざまな模索を試みている。
たとえば、総会の形式である。1年間の経過報告をし て、あとは宴席での懇談という従来の形式だけでなく、 スポーツや講演会などの文化催事を伴う形にできないものか。会員を引きつけ集めるには、集まること自体に、もっと付加価値が必要ではないだろうか。ひとつの支部で難しければ、近隣の支部が合同で催すことなども考えていいと思っている。