北九州市立大学同窓会
支部組織
福岡支部
満開の桜花を愛でて“同窓の宴”
ぽかぽか陽気に包まれ、福岡市での「桜の満開宣言」が発表され
た3月29日、福岡支部伝統の観桜会が、福岡市中央区の舞鶴公園・
福岡城本丸跡の櫻園で開かれました。女性8人を含む総勢32人が
参加。満開の桜花の下で大いに飲み、食べ、語り合ったあとは、元
応援団長・松田駿さん(H23・環境化学プロセス工学)のリードで
校歌を斉唱し、「同窓のきずな」が生む感動を確かめ合いました。
この日は、米徳昭雄さん(S41・商)ら支部の担当役員が早朝か
ら奔走し、例年どおりの“特等会場”を確保しました。今回の参加
者の最年長者は安部五男さん(S35・米英)、最年少は松田さん。
同窓会会長(支部相談役)の田村允雄さん(S42・商)と大霜洋さ
ん(S42・商)は、今年も夫婦で参加された。
田村さん、大霜さん、早水弘明さん(S39・商)、藤元和巳さん
(S43・商)からは、手作りの料理や高級焼酎などの差し入れがあ
りました。また、古賀慎一郎さん(S57・経済)は、支部からの依頼
を受け毎年、好評のおでんを大鍋ごと持参。会費からは寿司など
の食べ物や各種の飲み物を準備。これらの料理などは、海鮮食品
専門業の川上栄二さん(S48・経営)の好意で安く調達すること
ができました。
午後1時、岩崎六雄支部長(S46・経営)の乾杯の音頭で“桜花を愛
でる同窓の宴”が幕開け。
心尽くしの手料理や温か
いおでんに舌鼓を打ち、酒
を酌み交わすうちに、あち
こちで笑顔が広がり、歓声
に包まれました。幅広い年
代の人たちが集っているだけに、話題は今だから話せる大学時代の
“ 秘話” から、仕事、趣味、健康、老後の生き方までさまざま。途中、今回
の観桜会幹事で九州六大学野球連盟理事の北島良治さん(S46・経
済=硬式野球部OB)から、今年の春季リーグ開幕戦(4月11日、ヤフ
オクドーム)に出場する後輩たちへの応援要請がありました。
宴たけなわの午後3時すぎ、名残を惜しみつつ宴会はお開き
になり、会場の周りを全員で清掃、来春の再会を約して散会しま
した。仕事の合間を縫って駆けつけた司法書士の小野あゆみさ
ん(H15・法律)は「初めて参加しました。同じ大学の卒業という
だけで(他の会とは)親密度がまるで違う。感動しました」と声を
弾ませていました。岩崎支部長は「母校の創立70周年の来年は、
もっと若い人に参加してほしい」と、来春の観桜会のさらなる盛
況に思いを馳せていました。
一方、宴会の余韻を楽しみたい人たちは、博多区中洲にある古
賀さんのスナックへ繰り出し、時間を忘れて体力の続くかぎり
(?)大いに盛り上がった、とのことです。
佐伯知英(S46・国文)
北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載