北九州市立大学同窓会
支部組織
広島支部
3支部合同で竹原を散策する会
NHKで放送していた朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台
となった広島県竹原市を訪れる「マッサンの古里・竹原を散策す
る会」を広島、福山、岡山の3支部合同の支部交流事業として、1
月24日(土)に行った。午前10時半、JR竹原駅に集合。人気テレ
ビ番組のロケ地であり、古い町並みが残る「安芸の小京都・竹原」
の散策とあって、広島支部から20人、福山支部からは田中捷次支
部長(S40・米英)ら5人、岡山支部からは中西好昭支部長(S47・
経営)ら8人の計33人が参加した。
まず、マッサンこと亀山政春のモデルとなったニッカウイス
キーの創業者・竹鶴政孝の生家である竹鶴酒造を訪ねた。竹鶴政
孝や夫人のリタとやり取りをした手紙類など竹鶴酒造とのかか
わりを伝える資料を集めた小笹屋資料館で、当主の竹鶴壽夫会
長から、テレビドラマと政孝夫妻の交友関係などを実話も含め
て紹介していただいた。実際に政孝夫妻と親戚付き合いをした
竹鶴会長のウイットに富んだ裏話、秘話もあり、参加者は改め
て、ドラマの面白さ、奥深さに感動していた。
昼食は駅近くの日本料理店で、竹原地方に伝わる漁師のまか
ない飯「魚飯」(ぎょはん)を食べながら、竹鶴酒造の銘酒に酔い
しれ、3支部の同窓生同士の親交を深めた。
この後、江戸時代のたたずまいが現存する竹原市の伝統的建
造物保存地区(町並み保存地区)をたけはら観光ガイド会の槙野
幸枝会長の案内で、散策した。営業活動などで竹原市を訪れた同
窓生もいたが、実際に伝統的な町屋や路地が残る町並みをそぞ
ろ歩きで散策するのは「得がたい経験」と大喜びだった。
支部長 沖田康尚(S40・米英)
北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載