北九州市立大学同窓会

　広島支部の女性会「野の花会」は９月24日、広島市南区 京橋町の広島グランドインテリジェントホテルで定例会 を開いた。今回のテーマは「紅茶」。
　午前11時半からの昼食の後、会場を移して、「紅茶の会」 を開いた。広島支部の藤村初子さん（S39・米英）が、英国ロ ンドンの滞在経験をもとに本場英国の本格的で、正しい 飲み方について講話された。
　17世紀の社交の場であったコーヒーハウスに紅茶が加 わり、さらに王室で紅茶が愛飲されて以降、英国の生活文 化として根付き、今日の紅茶文化となっていることなどを 話された。
　続いて、日本茶インストラクターの中西妙子さんが講師 となって、紅茶の正しい入れ方、飲み方などを実際に披露 された。紅茶といっても、スリランカ、中国など様々な国で 生産され、国内でも「和紅茶」が作られていることが紹介さ れた。
　それぞれの紅茶は味や風味が異なり、飲み方もスト レート、ミルクティ等それぞれの茶葉に適した飲み方、そ れぞれの国に伝わる飲み方があることがわかり、これまで 私たちが「知っている」と思っていた紅茶は「邪道」であり、 いかにものを知らなかったことか、を痛感した。これから は紅茶がもっとおいしく飲める、と参加者は大喜びだっ た。

北友会会報第117号（平成29年12月15日発行）掲載