北九州市立大学同窓会

　3月25日（土）「桜の懇親会」を開催した。
　鹿児島市の今年の桜（ソメイヨシノ）は、観測開始（昭和28年）以来、最も遅い開花となった。開花宣言は、4月5日。この原稿を書いている今日は4月10日だが、まだ7分咲きほど。また、開花宣言以来ひどい風雨続きで、花の時季には恨めしいかぎりである。
　 当然のことながら、懇親会当日の桜木は、固い蕾ばかり。花を愛でる楽しみは、今回も空振りに終わった。とはいえ、会場となった「ホテル福丸」の部屋には、ホテル側の好意でほころんだ花をまとった山桜の大きな枝木が活けられ、花見気分を醸し出していただいた。
　 乾杯（音頭：城戸光榮さんS35卒）のあと、出席者17人は、おいしい料理に舌鼓を打ち、おいしい焼酎「伊佐美」（提供：種子島公紀さんS41卒）でのどをうるおし、絶好調。会場ホテルを実家とする永野明子さん（H11卒）のほかは男性ばかり。春の宵に酔いが回った。
　 余興に、ナンコ大会を実施した。3チームに分かれての団体戦としたが、山口勇太さん（H28卒）はナンコをするのは初めてということで、おっかなびっくりの対戦であったようだ。
　 〈注〉「ナンコ」＝二人がそれぞれ長さ10センチほどの棒を3本ずつ持ち合う。審判の合図により右手掌中にその幾本かを隠し持って手を出し合う。相互に隠された本数（合わせた数）を交互に大声で言い合い、その正誤で勝負を決するもの。鹿児島の酒席における昔からの遊び事である。 盛り上がった会も、川井田副支部長（S53卒）リードによる校歌・逍遥歌斉唱のあと、丸野純愛さん（S40卒）の万歳三唱で閉会。
　 次回は、6月3日（土）開催の鹿児島支部総会。同窓の方々の多くのご参加をお願いしたい。
　 〈出席者氏名（敬称略）〉
　 城戸光榮・丸野純愛・恒吉一洋・湯之前八束・植松寧治・中村修一・徳重正文・大薗早夫・坂口洋文・�ｺ田忠幸・柿木正敏・橋本文孝・大園盛仁・川井田克・東洋一朗・永野明子・山口勇太

支部長　柿木正敏（S47・国文）