北九州市立大学同窓会

　不思議に思っているのですが、なぜこのひまわりの会当日は、 いつも大雨に祟られるのでしょう。「例年にない程の」大雨を伴う 台風接近中のニュースに、又かと思いながら桜木町駅へ。台風な ど物ともせず集まってくれたのは12人の輝やく乙女達。ヤー皆さ ん、今年もお変わりなくて何よりです。さっそくミナトミライが 一望できる素敵なレストランへ直行。おいしいお食事をいただき ながら話が弾みます。顔馴染みの多い中、初参加の方が１名。 嬉しかったですね。知らない集団の中に入っていくのって、本当、 最初は勇気がいりますよね。でも同窓会なら大丈夫。同じ大学に 通ってたってだけで、すぐお仲間になれるのです。
　去年は親の介護や子どものグチ等も出ましたが、今年は一歩 踏み込み、この時代年金でどうやって豊かに暮らせるか等、生活 サバイバル術にまで話は進みました。上はS42年から下はS61年 卒まで、年齢も人生経験も異なる方々から様々なアドバイスが 飛び交います。同窓会はまるで知恵の宝庫。掘ればザックザック とお宝が。生きてきた歳月がかけがえのない宝です。
　台風の影響で交通機関が乱れ、二次会にも参加できずに家路 を急ぐひまわり達の背中に、心を込めて「来年もいっぱい宝物を 持って来て下さいね」と呟きました。わざわざ台風シーズンに設 定すんなよな、と自分突っ込みをいれながら。

北友会会報第109号（平成25年12月15日発行）掲載