北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

神奈川ハイクで防衛大学ツアー
 

 秋も深まった11月下旬「防衛大学や横須賀製鉄所150 周年展を見聞」と題して異色のハイキングを実施した。
 自衛隊や米海軍艦船を真近かに見るクルーズ船に 乗ったり東京湾沿いを歩いたり、ご当地グルメ「海軍カ レー」を食べたりと担当者苦心の、欲張りな企画である。
 JR横須賀駅に集合した15人は、直ちに観光船で日本 の潜水艦、日本のイージス艦などの艦船を真近か見る 1時間の「軍港クルーズ」で、現在のアメリカとわが国 との関わりの一端を見た。
 「海軍カレー」を味わった後、東京湾に突き出た風光 明美な高台にある「防衛大学校」へ移動、ガイドの引率 で広い構内を見学した。特に参加者の印象に残ったの は、午後の授業のため将来の幹部となる10数の学生グ ループが整然と行進して教室へ向かい、女性学生もき びきびと先頭でリーダーを務めていたことである。
 この後、「横須賀製鉄所150周年展」が開かれている文 化会館へ移動。横須賀製鉄所(後に造船所、現在は米海 軍基地)は、幕末?明治政府の富国強兵と殖産興業の象 徴でもある。1853年に米国ペリー提督率いる4隻の黒 船が端緒となり日本は開国したが。欧米列強の脅威を 知った幕府は、フランスの技術者を招いて横須賀に製 鉄所建造を計画した。今回の記念展により、幕末期のフ ランスとわが国との関わりを再認識した。
 終了後は、希望者でビール片手に温故知新「事後学習 会?」を実施した。

支部長 神崎英昭(S41・米英)

北友会会報第114号(平成28年7月15日発行)掲載