北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

江戸城内外で紅葉を愛でる!
― ウオーキングで秋を満喫 ―
 

 都心の中には意外に知られていない紅葉スポットがあ るもの。12月2日(土)に、皇居周辺を歩き、都心の紅葉を楽 しむイベントを実施した。
 11時に、JR有楽町駅に集合した15人は、まず静かな丸 の内中通りの色づいたケヤキ並木を散策、鹿児島県のア ンテナショップのレストランで、壁一面に描かれた桜島の 絵を見ながら腹ごしらえ。
 都会のオアシス、日比谷公園では、池にも映る、燃えるよ うな深紅のモミジにしばし見とれた。
 その後、財務省や外務省などの官庁街を、日差しで金色 に輝くイチョウ並木のもとを、国会議事堂前へ。
 そして、半蔵門濠をのんびりと歩きながら皇居東御苑 へと向かった。
 いよいよ《 江戸城入城 》である。城内では目的の〈雑木 林〉と〈二ノ丸庭園〉へ。〈雑木林〉は、昭和天皇のご発意に より、都市近郊で失われつつある武蔵野の林を皇居内に 復元するため、昭和58年から3年かけて造成された一画 である。落ち葉が地面を覆って木々に残った枯葉ととも に、林が茶色に染まり、その林の中をサク、サク、サク…、落 ち葉を踏みしめて歩き、都心とは思えない秋の風情を感 じた。
 小さな滝に池が広がる二の丸庭園では、池の周りのモ ミジが今を盛りと鮮やかに輝き、それらの木々と青空が鏡 の様な水面に写るさまは圧巻であった。
 秋の自然の美しさに満足した一行は、東京駅前へ移動 し、新丸ビルの7階、その名も「ソー タイアード」(あー疲れ た!)でビールと軽食、喉と腹をも満足させ、皆で今日の天 候と紅葉に感謝した。
 ソータイアードと言うほど、疲れてはいなかったが!

支部長 神ア英昭(S41・米英)

北友会会報第118号(平成30年7月15日発行)掲載