北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

3支部合同でイベントを実施
―都心で第32回神奈川ハイク―

 NHK大河ドラマを意識したわけではないが、関東・千葉・神奈川の3支 部合同で、第32回神奈川ハイク『天空から都心を眺め、地上で“八重の桜” を愛でる』を4月20日(土)に実施した。
 参加者は関東支部が6名、千葉支部から4名を含む、計20名(内女性4 名初参加者2名)。新宿西口交番前に集合した一行は、高層ビル街を♪上 を向ウイテ歩き♪ながら、住友ビル48階の平和祈念資料館に到着。ここで は『漫画にみる引き揚げ体験』と題して、第2次世界大戦後に国外から引 き揚げを体験した赤塚不二夫、ちばてつや(〈明日のジョー〉の作者)ら8名 の漫画家が、大陸での生活や引き揚げ時の状況を描いた作品を見た。そ の他に、大戦後の抑留者や国民の過酷な生活状況を見た一行は、現在の 物に溢れた生活と平和に思わず感謝した次第である。その後エレベー ターで上がったり下がったりしながら、今度は高度200mの都庁展望階か ら、都心の箱庭のように広がる360度の景観を楽しんだ。
 その後、新宿の繁華街をハイキング、新宿御苑に到着してやや遅いラン チタイム。昨年の今頃は色々な種類の八重桜が満開であったのだが…… 今年は既に“八重の桜を愛でる”ことはできず残念!!!
 しかし、御苑にはそれに替わるものがたくさん有る。目に染みる新緑、 白、紅赤紫、白に近い神秘的な薄紫のツツジ、苑内の所々にある歴史的な 巨樹のイチョウ、ヒマラヤスギ、ケヤキや、なんと言っても広々とした緑の 苑内が魅力。のんびりと歩きながら「癒しの一時」を楽しんだ。また、昨年は 大改築中だった大温室がモダンな姿で完工し、外の気温はやや肌寒かっ たが、熱帯の珍しい植物を目にしながら体を温めて一時の間“南国ツアー” を楽しむことが出来た。
 今回は初の試みとして、3支部合同で関東地区に就職した新卒業生の歓迎会も兼ねた。 新卒業生の同窓会に対する関心を高揚させるため、同窓会本部は北友会会報 『卒業祝賀号』に今回初めて全国支部長の激励の言葉を掲載する企画を 立てた。それに呼応して祝賀号及びホームページで、新卒業生に今回のイ ベントへの参加を呼び掛けた。残念ながら今回は参加こそ無かったが、同 窓会活動への関心の高揚には少しは貢献できたと信じている。そして、そ の関心が近い将来につながれば幸いである。次回は、時期や方法について さらに検討して、3支部合同歓迎会を実施したい。

 今回の参加者は次のとおり。
関東支部:白石(S32・米英)、小西(S38・中国)、林(S41・米英)、小嶋(S44・経 営)、田中(S45・経済)、岡本(S45・米英) 千葉支部:小島(S36・米英)、谷山(S40・米英)、吉田(S41・米英)、山下(S47・ 米英) 神奈川支部:林(S25・米英)、伊藤(S32・米英)、金丸(S36・商)、森(S39・商)、 阿部(S39・商)、池田(S41・米英)、神ア(S41・米英)、井上(S47・商)、横田(S47・ 米英)、福嶋(S48・国文)

北友会会報第108号(平成25年6月30日発行)掲載