北九州市立大学同窓会

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支部組織

関西支部

平成11年度同窓会総会(京都記念総会)開催に向けて

 平成11 年度同窓会総会(全国総会)は「京都記念総会」として関西支部担当(実行委員会)で開催することとなり、関西支部総会(平成11 年度)はこの全国総会を兼ねて開催となった。

 平成11 年10 月10 日、秋の京都「リーガロイヤルホテル京都」で歴史的な開催となり、盛大で華やかに440 人の 出席者は感動と感激にひたった。

 49 年間の同窓会史上初めて北九州以外の地域、京都で開催された全国総会となり、21 世紀を目前にした「21 世紀同窓会」への扉を開く記念総会となった。

 総会前日には全く予期せぬ新幹線北九州トンネル内のコンクリート壁落下事故というハプニング。新幹線開通以来、8 時間も不通になり、大半の九州からのアクセス便の事故に参加者の到着が夜半になった。このため、10 月9 日(総会前日)に予定された「支部女性代表全国懇談会」及び「評議会」は急拠女性の会に合流して村田千賀子(44 ・米)の「私のささやかなボランティア」と題したインドのカシュラホ村のスワミー小学校での子供達への英語、ヒンズー語、算数を教える献身的なすばらしいボランティアの話に耳を傾けた。

 総会前日に予定されていた評議会は翌朝の全国支部長会と合同で開催された。

 49 年間の同窓会史上初めて北九州以外での地域での開催となった経緯についてプロセスを報告したいと思う。

関西での同窓会総会(全国総会)開催の提案
 平成7 年6 月、新体制スタートに伴い関西支部の活性化へのテーマ、方針をかかげ、さらに同窓会本部及び全国支部へも貢献できる活動への意欲、意識高揚も併せて目指すという方針にそった支部役員会の意向により、評議会、支部長会で渕田博彦支部長(評議員)は「関西での同窓会総会の開催」,同窓会本部へ関西支部、東京支部の積極的ビジョンを吹き込むため、関西及び東京支部より本部役員を出そうと提案した。

 平成9 年秋に提案された関西支部の意向に賛否両論の推移はあったが、10 年春の評議会で改めて提言し、10 年秋の評議会で藤井同窓会会長ら本部役員の賛意をうけて開催が決定された。

 これを受けて関西支部役員会は10 年11 月から事前に開催場所を仮に定め、予約していた「リーガロイヤルホテル京都」に場所を決定し本部折衝により11 年春の評議会へ報告し開催準備に入った。

 早速、関西支部に実行委員会を設置し実行委員長に中村一弘副支部長を決定。実行委員会の組織づくりにより、全役員をシフトした。

 資源の確保、動員、宿泊、企画設営など多岐にわたる綿密な役割遂行スケジュールにより準備は進んだ。

 平成10 年11 月からの実行委員会、小委員会は50 回を数える回数にのぼり万全へ向けての取り組みとなり一致協力一丸となっての準備邁進となった。

 ポイントは「宿泊の確保」原資の確保がベースとなるため、宿泊についてはリーガロイヤルホテル京都、第2 タワーホテル、第3 タワーホテル、平安会館に10 月9 日、 10 日に各400 人分を確保した。

 原資については動員(会員チケット8 千円)及び広告 料250 万円以上を目標とし、兵庫支部の協力をえて、関 西地区で約250 万円を最終的に確保することとし、本部及び各支部のご協力をえて約300 万円弱の最終確保となった。

 最終的には収支700 万円余で決算となった。

 全国支部長、評議員には毎月にわたり6 か月間、準備状況などを報告し、協力依頼をしながら関心の高まりに期待した。