北九州市立大学同窓会
支部組織
関西支部
関西支部「二月祭」に寄せて
梅の花ちらほら。雨に到らぬ曇天の2月18日、出口支部長より昨年まで「新型コロナ」に関西支部活動は停滞されました。が本年より支部活動を通常に戻して「ゴルフ大会」、「カラオケ大会」、「女性の会」などの開催、更に「プロ野球観戦」、「京滋地区会」など新企画もやっていく所存ですので、皆様の多大なるご支援、ご協力を戴きたい。そして健康に留意されご自愛下さいとの挨拶の後、来賓祝辞で兵庫支部長、牛丸敬孝氏による「協力できるところは協力を惜しまない」という力強い言葉を聞きながら、始めて開催の「ホテル・プリムローズ大阪」に、同窓生を案内しながらも、1ケ月遅れの「一月一日の唄」を大村安さんが河野哲三氏の伴奏の尺八で絶唱されました。それから尺八プロの河野哲三(玉山)氏と並河泰次氏の尺八を急ぎ聴かんと、小生の足も自ずから早くなる。
果たせるかな、両氏の尺八の音は、銀世界の雪原で羽ばたく夫婦でありましょうか二羽の鶴が、仲睦まじく飛び交う様子が直ぐ、そこに展開するほど見事なものでありました。
その後、同窓生全員の写真撮影を済ますと、S34米英卒の宗方嘉浩先輩の朗々たる見事な乾杯のご発声が、会場全体の空気を震わせます。その後、お待ちかねの会食で、ビールに芋焼酎を株式会社マルカ会長、竹下敏章氏は優雅に嗜みながら、アイコム社長の中岡洋詞とご歓談。
会は進行し、再び、河野氏にご登場戴き、周知の歌謡曲などで、喉ならしを行っていると、アドリブで、中野秀子氏と、生雲文枝が登壇する一面もあった。
それからあの上手すぎるという噂の御堂隆輝氏の歌が入ると、中島氏も黙ってはいない。発泡酒を飲んでいた伊藤氏は「酔っていないから」と辞退された。飛び入りの大村安氏の歌はすごかった。
アイコム社長、中岡洋詞氏の挨拶を挟み、さて、お待ちかねの「ビンゴゲーム」である。景品としては支部長持参の「純米大吟醸、獺祭2割3分」、これは川辺で川獺が夢中で餌を食べているところがまるで「祭り」のようだとの例えであり、かつてオバマ大統領と元安倍首相の会談の時に、食卓を飾った銘酒であります。お見事、第一ビンゴでこれを当てたのは兵庫支部の名越英昭氏であり、おめでとうございます。御年83歳ですが「大きな福」をまだまだ、お持ちです。その他、米10kgとか、ネスカフェ、蟹缶、コーヒーモカの豆、それに日本画垂涎の書「?萬円の伊東深水の色紙」など、様々と景品を射止められました。ちなみに小生は自分が持ち込んだジュースを持ち帰るというお粗末。
ああ、何と、泪の出るほど感激したのが、先の応援団、竹下敏章氏の演武で、輪になって歌う「逍遥歌」であります。みなさん、和気藹々と何と美しい友情でありましょう。老いも若きもと言うところです。一段と皆さんの顔は光り輝いていましたよ。若いとか年寄りとかいうのは顔かたちで決まるのではないのですよ。要は「気持ちの持ちようでいつまでも若くていられるのですよね」
応援最後に「フレーフレー北九、フェレーフレー北九」で喝采を浴びました。大取は大江副支部長の「三本締め」で皆さんのご多幸をご祈念されました。
どうもお疲れ様でした。この日の「二月祭」をいつまでも記憶に留め、明日への活力にしたいと思います。
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(記)関西支部幹事 酒井北方(S47年経営)