北九州市立大学同窓会
支部組織
関東支部
現役学生が同窓会活動に参加しOB達と交流!
―就職活動で上京の英米学科3年生、松嶋佑佳さんら―
2月の月例「三水会」に、春休みを利用して就職情報を収集するため上京した現役学生の松嶋佑佳さん(英米科3年)が出席した。上京に当たって同窓会本部の村山事務局長から「関東にある同窓会支部の月例会を是非訪ねてみなさい」との進言があったという。
この日は生憎の雨模様で、出席者が少なかったが、江口博明同窓会相談役(S34・商・同窓会前会長)が仙台出張の途中、久しぶりに立ち寄られて会は盛り上がりを見せた。
田中支部長(S45・済)を始め、児森副支部長(S42・商)、林副支部長(S47・米英)、古賀是文(S32・米英)、藤田昌彦(S38・商)、横尾和幸(S38・米英)、岡本ヒロミ(S45・米英)、竹内優子(S46・国文)、河北聖一(S53・法)らの先輩諸氏から、関東在住同窓生の就職先や企業情報等を紹介、アドバイスされた松嶋さんは、「こんなに多く生の就職情報が得られるとは思っていなかった。今回、数人のグループで上京しているが、3月の三水会には是非一緒に出席したい」と感激の面もちであった。
また、2月27日(土)、日本出版クラブ会館で開催された「神楽坂倶楽部」(昼の三水会)にも出席した松嶋さんは、赤松孝男初代東京支部長(S25・専中)、利重盛久氏(S35・商)、小西孝蔵氏(S38・中)、村田重章氏(S42・米英)、浜道義章氏(S42・米英)、船越富美氏(S47・国文)の皆さんとも初対面。学生生活や就職活動の様子などを語り合い、土曜の午後のランチを一緒に楽しんだ。赤松氏からは「まるで孫娘のようだ。しっかり頑張りなさい」と励まされていた。散会後の流れで、書道家の大石勝也氏(号六田・S42・商)が所属する会の書道展「金壺展」を有志で見学に向かう。会場の画廊では、大石氏の案内と説明で展示作品を観賞。「見学に来ていただいたお礼に」と大石氏から直筆揮毫の色紙を各人に手渡された。色紙には各人相応のそれぞれ違う格言が揮毫されており、「書道展の見学は初めて」という松嶋さんの感激もひとしおであった。
松嶋さんは、2月24日開催の神奈川支部「紫水サロン」、3月10日開催の千葉支部「二水会」にも共に上京した松口亜由美さん(比較文化学科3年)と伴って参加、両支部の先輩達から大歓迎を受けている。
母校の後輩、しかも現役の学生が同窓会の支部活動に参加してくれたことは、大変意義深いものがある。同窓会会則では、在学生は学生会員として位置づけられており、同窓会員の資格を有している。一部の制約を除けば同窓会活動には何時でも参画出来る体制にはなっているが、在校生の同窓会活動への参画がほとんど見受けられないのが現状である。同窓会の改革・活性化が求められている今日、学生会員に対する奨学金や就職支援に力点を置くことも重要なことではあるが、学生会員とのより身近な接点を見つける方策を模索することが、若い世代の同窓会参画=同窓会の改革・活性化へ導いてくれるのではないか?そんなことを感じた今回の学生会員との交流であった。
児森進作(S42・商)