北九州市立大学同窓会

　高知県下に名簿上は55人の同窓生が在住しているが、そのうち20パーセントにあたる11人の現況は不明。残り44人を職業別に分類してみると、一般企業が最も多く18人、２位が教職員12人、３位が公務員６人、４位が金融関係５人、残る３人が自営業ほか、となっている。

　二次産業が少ない高知県、県人口も全国で鳥取県、島根県に次いで少なく、県単位で見た同窓生の数も全国で最も少ないようだ。年々、県人口は減少しており、北九大卒業の若い後輩の数も平成10年までの過去10年間、わずか17人にすぎず、年平均1.7人とは寂しい限り。しかし、経済的に後れをとった半面、多くの自然を残している高知県だからこそ、人間らしく幸せな人生を送ることが出来るものと確信している。