北九州市立大学同窓会
支部組織
小倉支部
第6回ひまわり会小倉・中間遠賀支部女性の会合同
場 所:北九州市立大学立図書館1階学習ホール
参加者:10人
本題「美しく年を重ねていくために」に加えて、世代が違っても同じ思いで気にかかる今回のテーマ「認知症を
“測ってみよう”」にひきつけられた会員は多かったのでは
ないだろうか。まず、現役ケアマネージャーの渡邉美恵さ
ん(H21・人間関係学科/H23・マネジメント研究科)から、
家族に認知症の疑いを感じてから介護認定を受けるまで
の流れの説明があった。認知症は、それになりかけている
本人が一番辛く不安であること、それを見守る家族の心
のあり方など、介護現場で経験を重ね、問題解決のために
研鑽を積んでこられた渡邉さんならではの、気付かされ
ることの多い貴重なお話であった。さて、いよいよ“認知症
を測ってみよう”のときがきて、出席者がざわついたとき、
不安なのは私だけではないと分かった。デイケアでも定期
的に行なっている検査法で、9項目で30点満点の長谷川
式簡易知能評価スケールというものだ。検査後、それぞれ
の得点は自己採点でそれぞれの胸の中にしまわれた。以
上が第1部。第2部は、出席者が近況報告など自由に話す
「しゃべり場」である。人間関係の悩みの話題が多かった
のは今の世相を現しているのだろう。ここに次の会のテー
マがありそうだ。
中間・遠賀支部 小川志通江(S50・米英)
北友会会報第120号(令和元年7月15日発行)掲載