北九州市立大学同窓会

出張「二金会」玉名市で開く
「二金会in玉名」-熊本支部-

　熊本支部では、「二金会」と称して月例会を行っています。会場は 熊本市交通センターの近くにあるチサンホテル地階のレストラン で、ビール（発泡酒ではありません）、芋・米焼酎は飲み放題、しかも 料理もほとんど毎回メニューが変わり美味、それに３千円という 超格安で、毎回７、８名の支部会員の方々が出席され、様々な話題 で盛り上がります。１月の会合で時には違う町で開くのもいいの ではと云う話題になり、玉名市からよく出席して頂いている野寺 先輩（Ｓ38・商）にお骨折り頂き、３月の二金会は玉名市の「尚玄山 荘」という天然温泉の宿で行われました。

　３月11日の第２金曜日と いいますと、日本にとって余りにも衝撃的で悪夢のような「東日本 大震災」が起こった日です。私は３時半ごろ職場を出る前にその一 報を耳にし、車でテレビニュースを聴きながら玉名に向かいまし た。宿では皆さんとテレビに釘付けになり、時間が経つにつれて地 震の大きさと想像を絶する“津波”の巨大さに驚愕し、甚大な被害 は避けられないのではという不安な気持ちと、こんなとき“飲み 会”をしていいのだろうかという何か複雑な気持ちになったもの です。それでも出席者13名が揃い、６時30分に予定どおり片山先輩 の乾杯で宴会が始まりました。時には何か文化的な香りのするものも 入れてはというご提案がありましたので、宴会の途中になってしまいましたが、野寺さんの嘗ての職場の 後輩で玉名市役所の企画経営部長をされ、特に新幹線開通に伴う イベントや玉名市のPRで先頭に立って取り組まれている牧野様 に様々な玉名市の取組みについての講話を頂きました。また、この 会には地元から堀川先輩（Ｓ41・商）をはじめ、坂野さん（Ｈ18・経 済）と村上さん（Ｈ21・文）の若手の同窓も出席して頂き、熊本支部 にとって大きな収穫であり、また有意義な会でした。

　あれから１ヶ月が経ち、先日４月の二金会が８名の参加で行われましたが、席上 支部長より次の２点について提案させて頂きました。１つは、本部 から要請もありましたが熊本支部としての「東日本大震災義援金」 取り組みについて、もう１点は玉名二金会に続いて人吉・球磨でも 同じような取り組みが可能かどうかについてです。

　幸いこの２点に関して皆さんからご賛同を得ましたので、早速 翌週に地元の新聞社が行っている「東日本大震災の救援金」に振り 込みをさせて頂き、また「出張二金会 in 人吉」については８月開催 を目指して準備を進めて行くことになりました。こういう試みが 出来るのもいつも二金会に足を運んで頂く同窓の皆様の温かいお 人柄とご協力の賜物だと思い、有難く感謝しています。「これから の支部の活性化には若い同窓の人たちの参加が欠かせない」とい うご意見もあり、今後は“若い人材の発掘”も視野に入れて活動を 進めていければと思っています。

　最後に、熊本出身で県外在住の同 窓の方々に熊本支部からのご案内です。第２金曜日に帰省された り、出張等で来熊されて時間に余裕がありましたら是非二金会に 顔を出していただければ幸いです。大歓迎です。