北九州市立大学同窓会

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支部組織

宮崎県北支部

宮崎県北支部

 本支部は、文字通り宮崎県の北部に位置し、延岡市を中心として、近隣15 市町村を包含する。その面積は、県土の41 パーセントを占める広大な地域である。臨海部は、旭化成工業とそれを取り巻く関連企業が工業地帯を形成している。一方、山間部は、天孫降臨の地として有名な高千穂町、那須与一と鶴富姫の悲恋を今に伝える椎葉村、 若山牧水の生誕の地・東郷村など工業と観光と伝統文化が、ほどよく共生した地域である。支部を置く延岡市は夏目漱石の「坊っちゃん」の中で、「延岡という所は、田舎も田舎、人と猿が、半々住んでいる」と紹介されているが、それは、大正時代までのことで、今では、新産業都市として東九州地域で屈指の工業都市に成長している。

 このような恵まれた地に、宮崎県北支部が誕生したのは、平成5 年11 月のことであった。それまでは、宮崎支部に加入していたが、県北から遠く離れていて会員の交流もままならず、新たに県北支部として独立したのである。

 会員は、約100 人で、職業別ではそのほとんどが、教職員、市町村職員、銀行員として活躍している。不思議なことに、企業に勤務する会員が少ないためか、同窓会に派手なところがない。 毎年11 月の第3 土曜日に支部総会を開き、先輩・後輩が一緒になって、小倉で過ごした学生時代にタイムスリップして、昔話に花を咲かせる。

 二次会は、会員の入鹿山さん(51 ・米2)の経営する 「ジャズファンタジー」に流れ、心地よい生演奏に耳を傾けながら、話が続く。女性会員に気を遣って、ころ合いをみておひらきになる。 昨年の総会には、有史以来初めて8 人の女性会員が出席し、華やいだ会合になった。引き続き女性幹事に園田さん(51 ・米)が選出されたので、今後は、女性会員の出席も増えることだろう。

 また、北九大の伝統を将来に引き継ぐためにも若い会員の出席を目指して努力するよう誓い合った。

 今後は、みんなで声をかけ合い、多くの会員が総会に出席しやすい環境をつくることが執行部の目標であると感じている。このような地道な活動が、同窓会の輪を広げることにつながると確信している。