北九州市立大学同窓会
支部組織
大分支部
大分支部の歩み
支部再編から現在に至るまで(1)
平成に入り県都・大分市でありながら支部活動が停滞している現状を懸念する声が同窓生の中から多く聞かれるようになった。当時 大分市とその近隣の生活圏には約300人の同窓生が在住しており、何とか支部体制を整えて活動を再開しようと7人の発起人が中心となって平成2年7月3日、設立準備会を開いた。
そこで支部再編後の具体案を作成、案内状とあわせ大分合同新聞の広告欄に大分支部総会の案内文を大々的に掲載し総会への参加を呼びかけた。
そしてその年の11月13日、大学から中谷哲郎学長、本部から土谷同窓会長・永岡組織局長のご臨席を賜り、会員45名の参加を得て第1回総会が盛大に開かれた。
再編の推進役を果たした初代支部長・大城英男氏(S41・商)は「何の構えもない、何となく集まってくる、何となく総会が待ちどうしくなる支部でありたい」と挨拶、まさに逍遥歌にある“ともに美酒を汲まんかな”である。
この総会で次の役員を選出し支部運営に当たることになった。
支部長;大城英男、副支部長;是木信義(S32・商)・松岡長(S41・米英)・長野浩司(S43・商)・有瀬正孝(S55・経済)、会計;西田宣彦(S43・商)幹事;千綾奉文(S43・商)・衛藤美利(S44・米英)・釘宮久美子(S51・米英)・益田裕己(S58・法)。
当時の木下大分市長が激励に駆けつけた第3回総会や時の衆議院議員選挙でトップ初当選を果たした横光克彦氏(S42・米英)の祝勝会となった第4回総会の翌年、活動再開5年目の節目には約30ページの記念誌をまとめ貴重な資料となっている。
平成8年の第7回総会で規約改正がなされ、支部対象地域をそれまでの大分市近隣から広げ、県西部・竹田市・大分郡・大野郡・佐賀関町など、すでに支部として組織化されていた県北部・日田玖珠・別府速杵地区を除くすべての地域を網羅することになった。
またこの回から支部会員による“卓話”もスタートし、初回のこの年は 当時JTB大分支店長を勤めていた水島修三氏(S45・英文)が「旅行業界の現在」と題して卓話を行い身近なテーマだけに大変好評であった。