北九州市立大学同窓会

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宇部支部

宇部支部「ゆりの会」(H23年6月12日)

 6月12日(日)宇部全日空ホテル「雲海」にて、「ゆりの会」が催 されました。今回は女性3名と引頭支部長さんと本日の講師「と うふ工房いしい」の石井勇さんの5名の出席となりました。石井 さんはS41年商学部卒で、定年退職後山口県や大分県の豆腐工 房で豆腐作りを学び、「とうふ工房いしい」を立ち上げて7年目 だそうです。
 まず石井さんがおもむろに保冷バッグから豆乳を取り出し、 紙コップに分けてくださり、「一同乾杯」ならぬ「一同試飲」をさ せてもらいました。ほのかに甘くとろりとした喉越しの絶妙な 味に「おいしい!」「うまい!」の声。わたしがスーパーで買う豆 乳の味とはずいぶんの違い。
 大豆から豆腐になるまでの過程を写真入りの資料で話してく ださいました。水につけた大豆に少しずつ水を加えながらミキ サーにかけ、熱をもたないように通常の5倍以上の時間をかけ て呉汁を作ること。豆乳に苦汁(塩化マグネシウム)を混ぜるの に大豆の産地、大豆の古い新しい、その日の製造回数によって微 妙に量を調整すること。「とうふ工房いしい」のこだわりがいろ んな過程にあり、心を込めて丁寧に豆腐を作っておられること がよくわかりました。
 最後に「なましぼり酒」ならぬ「なましぼり豆腐」を試食させて いただきました。大豆のおいしさをしっかり濃縮させた豆腐の味 や「とうふ工房いしい」の石井さんの誠実なお人柄そのもののよ うでした。豆腐や豆乳を使った料理のレシピもいただきました。
 重田千恵子さん(S46・米英)が豆腐入りみたらし団子と豆腐 入りチヂミを持ってきてくださり、みんなで美味しくいただき ました。カロリーの気になる私たちの年代にとって、豆腐を団子 やチヂミに入れることでローカロリーになりしかも美味しいと いうのは嬉しいものです。
 豆腐について語り豆腐を食べながらの楽しい2時間は、胃袋 も心も満たされた幸せなひとときとなりました。
 おみやげに豆腐とおからを頂き、夕飯は豆腐ハンバーグとお からの炒り煮というローカロリーでヘルシーな献立となり、家 族で美味しくいただきました。
河崎邦子(S46・英文)