北九州市立大学同窓会

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支部組織

福山支部

第1回福山支部女性の会
-倉敷散策の会-

 2月20日、かねてよりの念願だった福山支部女性の会の集いとして、 「倉敷散策の会」を行いました。

 この会は以前から構想としてはあったものの、 どのような形の集まりにすればよいのか、 第1回をどのようにして始めたらよいのかと考える とよい案が浮かばず、いつも計画前の段階で止まってしまって いました。しかし、今回は神谷さんというすばらしい文化の案内 者に巡り合うことができ、一気に前に進むことができました。い つも女性の会の先導を務めてくださる萱原先輩から、わが福山 に近いのに、大原美術館以外は案外知らない倉敷を案内してく ださるという方(神谷さん)がおられることを聞き、『大人の遠 足』という気分で倉敷の文化を訪ねようという企画になりまし た。それからは、案内者への依頼・会員へのお誘いとその返事の 集約と、トントン拍子に話は進みました。

 2月20日当日は厳しかった今年の冬にしては、ずいぶん暖か く、福山駅に集合した7人は、久しぶりの会員あり、今回初めて 顔を合わせた会員ありとさまざまでしたが、久しぶりに同期生 と出会えたり、話しているうちに、初めての人とも意外な接点が あってうちとけたりして、和やかであたたかい素敵な時間を過 ごすことができました。日本家屋の美意識に裏打ちされた、「大 橋家」「はしまや」を見学した後は、ゆっくりと美味しい、イタリ アンパスタランチをいただいて満腹しました。ワイワイおしゃ べりを楽しみながら、ぶらぶらと街歩きをし、如竹堂に立ち寄っ てそれぞれお土産を買い求めました。その後は、倉敷民藝館・倉 敷考古館で、文化に極めて造詣の深い案内者=神谷さんの丁寧 な解説を聞けるという、まるで学生に戻ったような、ちょっと教 養を身につけた気分になれて、今まで知らなかった、一味違う倉 敷の魅力を発見できました。昼食の途中や帰りの電車内でも、 今、自分が取り組んでいることや見学地の話がはずみ、第1回の 女性の集いとしては大成功だったと思います。何よりもみなさ んの笑顔がそれを物語っていました。というわけで、世話役とし ても、うれしい会になりました。

 今回の企画を通して、あらためてわかったことは、「女性はお いしいものを食べて、文化を訪ねることに惹かれるものだ」とい うことです。これらの要素が満たされると、女性は仲良くなり、 楽しくおしゃべりをしながら仲間を増やしていくようです。こ うした女性の特質を生かしながら、子育て中で忙しい会員の皆 さんにも呼びかけられる小さな集いや、手軽で、楽しく、そして ちょっとためになる企画で、仲間を増やしていければいいなと 思いました。

萱原千恵子(S36・米英) 清水久美子(S51・国文)