北九州市立大学同窓会

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総会

第69回総会〜未来へつなごう同窓の輪 令和元年

 第69回総会・懇親会が10月27日(日)、北九州市小倉北区 のリーガロイヤルホテル小倉で開かれた。新元号のもと で、同窓の輪をさらに拡大、充実させようとの強い思いか ら、「未来へつなごう同窓の輪 令和元年」をテーマに掲 げた。
 総会・懇親会には、前日の母校・北方キャンパスでの令 和元年度第2回評議会に出席した全国各支部の評議員の ほか、一般会員、在学生(学生会員)を含め。約400人が参加 した。学生会員は学友会、大学祭実行委員会、サークルの 代表、奨学生たちで、今回も運営をきびきびとした動きで 手伝ってくれた。
 総会の司会は、本部の今泉健幹事(H16/23・法律/院)が 務めた。まず全員が起立して物故会員に黙とうをささげ た後、応援団長の松下小夜子さん(地域創生学群4年)の リードで校歌の1番(北方キャンパス編)、5番(ひびきの キャンパス編)を斉唱した。
 総会の冒頭、挨拶に立った善正善会長(S47・経営)が、今 年多発した台風・豪雨の「被災地の一日も早い復旧、復興 を祈っている」と述べ、母校・硬式野球部が九州六大学野 球秋季リーグ戦で6季ぶりに優勝したことを報告。「残念 ながら明治神宮大会への出場をかけた決勝戦で九州産業 大学に敗れた。来年の春季リーグ制覇に期待している」と 述べた。
 同窓会の活動と当面の課題については「会報を刷新し たが、郵送料の値上げで効果は限定的だった。今後、第三 次長期構想の策定、法人化といった課題に取り組む。また 来年、2020年11月の第70回記念総会・懇親会は記憶に残る 素晴らしいものにしたい」などと話した。
 続いて、鈴木雅子幹事長(S52・経済)が令和元年度第1 回評議会以降に就任した新評議員を紹介した。
 令和元年度の功労者表彰では、15支部の16人を表彰。う ち、9人が出席。代表して千葉支部の井本義孝さん(S34・ 英商)が「(青春を過ごした)北九州を思い、同窓会活動す ることは幸せなことだと思う。同窓会、大学の発展を祈る」 と謝辞を述べた。
 続いて執行部から、平成30年度の事業報告と主な活動 記録、決算報告、令和元年度の運営活動方針、主要事業項 目、予算を報告、予定した議事を終了した。
 休憩を挟んで、午前11時15分から、学生の挑戦「夢に向 かってチャレンジGoGo!」などの中間発表が行われた。


懇親会
 在学生(学生会員)の新たな挑戦の取り組みに耳を傾け た同窓生たちは、様々な感想を述べ合いながら、隣の懇親 会場へ進んだ。
 懇親会の参加者は、学生会員を含め約400人。「女性割 引」「若年層割引」は今回も踏襲した。
 昨年に続いて、中西町子さん(S47・国文)の司会で懇親 会が始まった。第69回総会・懇親会実行委員会の前屋敷茂 樹副委員長が開会を宣言し、善正善同窓会会長と木下哲 治実行委員長(S49・経営)が主催者を代表して挨拶。木下 実行委員長は「きょうは、お帰りの際、肩を組んで『来てよ かったな』と思っていただ けるよう実行委員、全力で おもてなしに努めます」と 述べた。
 来賓の大学副学長、学 部長、事務局長の紹介後、 代表して松尾太加志学長 が「同窓生の皆さんが各分 野で活躍されており、それ がそのまま大学のプレゼ ンスを高めている。大学で 身につけることは多いが、 とりわけ人とのつながり、 地域とのつながりは大き い。ラグビーのワールド カップに出場したウエー ルズは北九州で直前合宿 をしたが、その誘致には、 ウエールズにあるカー ディフ大学からの本学へ の留学生の尽力に負うと ころが大きい。同窓会の発 展が北九州市、北九大の 発展につながる」とお祝い の言葉を述べた。
 名誉教授、同窓生の衆参議員、県議、市議、町長の紹介に続いて、同窓会の奨学金を 受ける男子学生が「学生生活を有意義に過ごすため、全力 で勉強し、社会に貢献できる人間になります」と感謝と決 意を語り、激励の拍手を浴びた。
 福島宏治後援会会長の音頭で乾杯し、開宴。会場は一 気に盛り上がり、にぎやかな談笑光景が広がった。  午後1時、中西さんがひときわ大きな声でアトラクショ ンの始まりを告げた。まず元気よくステージに登場したの はチアリーダー。リズミカルな演技を会場からの拍手が後 押しした。続いて応援団。松下小夜子団長のひときわ大き くなった声が会場内に響き、力のこもった演舞に同窓生た ちも力をもらった。
 午後1時半。北橋健治北 九州市長が会場入り。その まま登壇し、「同窓生の皆 さんの各界でのますます の活躍をお祈りします」と にこやかに祝辞。直後に、 硬式野球部の徳永政夫監 督、小畑翔大主将(3年)、 女子マネジャー2人、選手ら計8人が、秋季リーグ優勝の 優勝旗、カップ、楯、賞状を手に入場し、大きな拍手と歓声 で活躍をたたえた。徳永監督は「リーグ戦後、明治神宮大 会出場をかけた準決勝の日本文理大戦に2−1で勝った のは、全国大会での1勝に匹敵する。日ごろの支援に感謝 している」、小畑主将は「応援ありがとうございます。春に は必ず神宮大会に出場します」と闘志をみなぎらせた。
 しばらく歓談が続き、アトラクションの最後にステージ に躍り出たのが、よさこいサークル「灯炎」。メンバー17人 が二手に分かれ、それぞれ気合のこもった掛け声に合わ せ、色彩豊かな衣装をひるがえしながら舞った。会場から は拍手も。
 進行はスムーズで、福引抽選会も前倒しで始まった。今 回も、1等(3万円の商品券、1人)、2等(2万円の商品券、 2人)のほか、特別賞として同窓生がつくっているお菓子 (大分・但馬屋、福山・浜だんな、香川・夢菓房たから)などを 用意。協賛企業からも多数の景品を寄贈していただいた。 感謝したい。木下実行委 員長、松尾学長、善会長が 抽選した結果、1等は平良 慎太郎さん(経情1年)、2 等は塩出和司さん(S47・経 営)と松田孝雄さん(S53・ 国文)が射止めた。
 福引抽選の興奮も収ま り、総会・懇親会の引き継ぎセレモニー。金色のバトンは木下実行委員長から、卒年 末尾「0」の南束さん(S40・米英)らに引き継がれた。
 やがて、フィナーレ。会場いっぱいに同窓生の大きな輪 が広がり、応援団長の松下さんのほか、前団長の石原啓太 郎さんらOBのリードで、肩を組み合って逍遙歌を斉唱、 「仲間」としての一体感を実感した。
 最後に実行委員会の古賀清副委員長が閉会の言葉を 述べ、5時間近くに及んだ第69回総会・懇親会を終えた。
 退場口近くには、事前に抽選した他の景品の当選番号 が張り出されていて、同窓生は番号を確かめ、景品を手に したりして会場を後にした。

北友会会報第121号(令和元年12月15日発行)掲載