北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

-第52回JOY HIKE-コロナ禍の合間を縫い「紅葉の鎌倉東慶寺・銭洗弁天めぐり」
 

コロナ禍により、2020年は1月25日の新年会開催以降、すべての支部活動が中止となっていた。そんな中、コロナ感染の落ち着きが見えた12月6日(日)に、

自粛疲れのメンバーと久しぶりの出会いの場を作ろうと、密を避けつつ鎌倉の紅葉を楽しむイベントを開催した。

JR北鎌倉駅に集合した6名は、門前の紅葉が見事な円覚寺を横に見ながら、紅葉の穴場と言われる、明月院通り入口の関東管領山ノ内上杉屋敷跡に向かった。今は民家となっている屋敷跡の、黄色と赤に色付いたイチョウとモミジが迎えてくれた。
その後、女性の駆け込み寺で有名な東慶寺に参拝した。山門付近のモミジ、宝蔵殿背後の大きなイチョウが、鮮やかに色付き目を楽しませてくれた。
境内にある松ヶ岡宝蔵にも寄り、木造聖観音立像を拝み、縁切りの歴史を伝える古文書に触れた。
東慶寺から浄智寺の横を通り、源氏山公園に向かうハイキングコース入口に、「コーヒー有ります」の看板があり、つられて小径に入った。そこは、苔むした門が建ち、ぐるりと緑の谷戸に囲まれ、古民家「宝庵」と陶芸用の「たからの窯」がある、隠れ家の様な素敵な場所だった。当日も陶芸教室を開催していた。我々は宝庵の前庭で、この間のコロナ禍での生活を語り合い、美味しくコーヒーを頂いた。

予定外のコースのあと源氏山公園に向かい、後醍醐天皇の忠臣として、鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基を祀る葛原岡神社に参拝。縁結びの神社として有名だが、コロナ感染の早期収束を祈った。
その後、紅葉の木々を愛でながら待望の昼食!源氏山公園は小高い丘の上に有り、モミジが多く紅葉の時期には沢山の人出がある場所だが、当日はコロナの影響で、人影もまばらであった。
源氏山公園の紅葉の下を通り、銭洗弁天に向かった。銭洗弁天は、洞窟の中に湧く霊水「銭洗水」でお金を洗うと、何倍にも増えて戻ってくると伝えられ、参拝者が絶えない。私は、財布の中の全てのお札をざるに入れ銭洗水を掛けたが、お札を濡らすのは嫌だと1枚にした仲間もいた。今後の御利益は如何に?

銭洗弁天を後にし鎌倉駅に向かう道中、銭洗弁天に向かう家族連れや若者とすれ違うが、密を避けてのJOY HIKEとなり一安心。

鎌倉駅で、コロナに負けず元気に過ごすことを確認し、状況を見ながらの開催となるが、次回JOY HIKEでの再会を誓って解散とした。
支部役員 近藤善昭(S46・経営)

途中寄り道しコーヒーを飲んだ「宝庵」の門

「宝庵」で美味しいコーヒーを待っている参加者