北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

「逗子の桜と海を楽しむ!」
第56回神奈川支部JOY-HIKE報告
 

4月1日、快晴の青空が広がる京急逗子駅に12名のメンバーが集合し、逗子海岸に向かった。 逗子海岸は、石原慎太郎のデビュー作「太陽の季節」の舞台にもなり、近年ではウインドサーフィンのメッカとして若者が集まる。 又、ビーチの砂浜や水質が綺麗な海岸である事は知られていたが、昨年国際認証の「ブルーフラッグビーチ」と認定された。「水質・環境教育・環境マネジメント・安全性」の厳しい認証基準を達成した、日本で6つ目の海岸として注目を浴びている。
(内3つが 鎌倉由比ガ浜・江ノ島片瀬西岸鵠沼海岸・逗子海岸で湘南エリアに集まっている) 当日は、逗子開成高校ヨット部が練習中であり、沢山のヨットが初夏を感じる陽気の中、爽やかな風を受けて走り、腕を磨いていた。北九市大ヨット部出身の私は、彼らに「五輪目指し頑張れ!」と励ましの声をかけた。写真に写っているのは、2005年に建立された「太陽の季節」の芥川賞受賞50周年文学記念碑である。
海岸線を西に向かい、披露山公園へのハイキングコースに向かった。登り口に位置する高養寺は、お堂が徳富蘆花の小説「不如帰」の舞台になり、主人公の浪子から浪子不動と呼ばれている。
披露山公園までは、高さ90mであるが結構な急勾配の山道を約20分で登る。披露山公園の桜は 見頃を過ぎていたが、公園にはサルやウサギ等の小動物が飼育されており、沢山の子供連れの家族が散りゆく桜を惜しんでいた。披露山公園展望台から、青い海と空に浮かぶ逗子マリーナ・稲村ヶ崎・江ノ島が一望でき、景色を満喫しながら昼食を楽しんだ。
日本のビバリーヒルズと呼ばれる、披露山庭園住宅街を通って大崎公園に向かった。著名文化人・ 芸能人が居住していると言われ、高級住宅に見とれながら歩く。
大崎公園は、相模湾に突き出した岬の頂上にある為、相模湾を一望でき、左には本日午前中歩いた逗子海岸や葉山の海岸線も見渡せた。眼下には小坪漁港・逗子マリーナ、右には江ノ島を望むことができた。残念ながら天候が良すぎて、富士山は霞の向こうで雄姿は見えなかったが、桜の花は見頃のまま迎えてくれた。
大崎公園から住宅街の下り道を、日陰を求めながら小坪漁港・逗子マリーナへ向かった。逗子マリーナには、海・江ノ島・富士山を楽しむことが出来る、素敵な結婚式場・レストラン・ホテルが並び、若者達で賑わっていた。築50年近いリゾートマンション群も、すっかりこの景色に溶け込み違和感はない。
この後バスで鎌倉駅に向かい、昼飲みができるL字型カウンターの小さな居酒屋を貸切り状態にし、逗子の桜と海の話題で盛り上がった。
次回JOY-HIKEは、23/9/30(土)「多摩川スカイブリッジから羽田空港へ」を予定している。


逗子海岸「太陽の季節」文学記念碑前


披露山公園から逗子マリーナ・江ノ島を望む


大崎公園の桜はまだ見頃だった 


大崎公園にて(バックは葉山の海岸線)

神奈川支部役員 近藤善昭(経営学科46年卒)