北九州市立大学同窓会

大学だより

タンガ(旦過)でタンゴ(端午)にタンゴ

 小倉北区の旦過市場は4月19日未明の大規模 な火災で43店舗が焼けてしまった。
 その復興応援として、竹川大介教授(人類学)が 主宰する自主ゼミの学生らが旦過市場内で運営 する交流スペース「大學(だいがく)堂」やその周 辺で、5月5日端午の節句に、生演奏に合わせて タンゴダンサーが踊る音楽イベントが開かれた。
 大學堂は市場のメインストリート・市場通り 沿いの中央付近にあり火災は免れて、3日後の 4月22日に営業を再開していた。
 イベントは2年前から準備していたがコロナ 禍で実現できなくて、今回も火災で開催が危ぶま れたが少しずつ市場が立 ち上がっていく姿を見 て、市場の方たちとも相 談して、開催を決定した そうだ。ライブは投げ銭 制で、目の前で演奏され るヴァイオリンやアコー ディオン、ピアノ、情感溢 れるタンゴの迫力に見物 のお客さんは大いに喜 び、何度も投げ銭をし、飛 び入りでタンゴを踊るな ど大いに盛り上がった。

北友会会報第126号(令和4年7月15日発行)掲載