北九州市立大学同窓会

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総会

関西支部

令和元年度関西支部総会 新大阪ワシントンホテルプラザ2階 令和元年6月9日 

参加者 69人
支部以外からの参加者 8人 
名越秀昭・兵庫支部長、大村実良・兵庫副支部長、松尾 太加志・大学学長、善正善・本部会長、清家幸三・本部幹 事、木下哲治・第69回実行委員長
講師:佐藤正久・参議院議員、小林秘書
公演者:井上和幸先生

 令和になって初めての支部総会。私自身、初めての幹事 長を仰せつかり、今回の総会実行委員長として準備を重 ねてまいりましたが、地に足がつかない状態でした。
 丸岡幹事(H4・経営)の司会進行で始まり、佐坂副幹事 長(S43・米英)の開会宣言、校歌斉唱を古市28代団長(S62・ 中国)の演武でリードしていただき、総会開催にあたり会 場が引き締まりました。
 次に吉元支部長(S42・商)の挨拶で、「本日、佐藤正久議 員のご講演を予定しておりましたが、G20,G7等の下打 ち合わせなど公務の為、河野外務大臣と手分けして世界 を飛び回っておられ、急遽ご欠席となり、秘書の小林武史 様よりご講演を賜ることになりました。」との連絡があり、 残念に思われた出席者も見受けられました。
 その後、松尾学長と善会長(S47・経営)に来賓祝辞を頂き ました。大学のネームバリューが上がり志願者数は増えた が、卒業者の管理について課題を挙げられておられました。
 議案審議については、昨年度の活動実績と決算監査報 告。今年度の活動計画と予算。規約改訂の「支部長の任期、 1期2年、2期4年以内」が多くの同窓生会員の皆様に承 認され、閉会の辞を宇都副幹事長(S45・経済)が述べられ ました。
 引き続き佐藤議員の小林秘書による講演に入りました。
 まず、冒頭、北京を中心に描かれた東アジアの地図を見 ながら、日本列島がどれほど中国の海洋進出の壁になっ ているかを説明され、特に尖閣諸島周辺、西太平洋で海空 戦力を活発化させていること。また韓国との関係について も漫画「ナニワ金融道」の一場面を例に出され、分かりや すく説明していただきました。我々庶民感覚では到底無 理な難題に向かってお仕事され、日本を守っていこうとさ れているのが沸々と感じられました。
 その後、参加者全員での記念撮影、休憩後、来賓の木下 哲治・第69回総会実行委員長(S49・経営)と、応援団OB会 の岡村信二会長(S47・経済)の挨拶をいただきました。
 懇親会に入り第二部の司会進行が定利さん(H22・法 律)に代り、宗方先輩(S33・米英)の至極元気な乾杯で始ま りました。皆さん、お腹が空き、喉が渇いていたのか食が進 み、活発な意見が交わされてビールの空瓶がどんどんと 増えていきました。
 今回各テーブルの人員配置を年代別から、サークル別、 地域別(京滋、奈良)など配置にしましたので「話し」が盛り 上がったように感じました。
 そして本日のメインイベント「観世流 梅若」の能の舞 の公演に入りました。
 梅若流師範井上和幸先生のご挨拶後、観世流梅若の舞 「羽衣」の公演。昔話でもおなじみの、羽衣伝説をもとにし た能で、凛と舞う天女の姿が印象に残りました。
 続いて、井上先生による謡い「高砂」。「高砂や、この浦舟 に帆を上げて」でお馴染みの夫婦愛と長寿を愛で人生を 寿ぐ大変にめでたい能の謡を披露していただきました。
 その後、今年3月卒業の松浦義典さん(H31・中国)が、締 め切り後に電話で参加表明をしたエピソードを披露され ました。
 更にインド・カジュラホで「メダカの学校」を経営してい る高森千賀子先輩(S44・米英)への寄付活動で同窓生の 皆様の温かいご支援で8万円強集まりました。
 最後に全員で輪になり肩を組んで逍遙歌を応援団林勝 久さん(S56)の演武に合わせ斉唱しました。
 閉宴にあたり出口新支部長より挨拶があり長年、関西 支部にご尽力された吉元支部長に花束目録を贈呈され、 無事総会を終了しました。
 来年度の70周年に向けてのアンケートを出席者の皆様 よりいただき、これを貴重なご意見とし、より一層の英知 を結集して努力して参りたいと思います。皆様、誠に有難 うございました。

幹事 川嵜豊(S55・経営)

北友会会報第121号(令和元年12月15日発行)掲載